屋根に設置する雪止めとは?メリットや設置する際の注意点を解説

雪止め工事

今年ももうすぐ雪が降る季節になりますので、本日は雪止めのご案内をさせていただきます。

雪止めとは、屋根に積もった雪が地面に一気に落ちないようにするための部材です。
落雪事故や近隣とのトラブルを防ぐためには必要なものになります。

本記事では雪止めとはなにか、どのような種類やメリットがあるのかについて解説します。
雪止めを設置しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

屋根の雪止め

まずは雪止めとはなにか、また雪止めが必要な地域や雪止めの種類について解説します。

雪止めとは

雪止めとは屋根に設置する、雪が一気に地面に落ちないようにする部材のことをいいます。

屋根からの落雪は様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

たとえば、落雪によって隣の家の一部を破損してしまったり、下に人がいると人身事故が起こることもあるのです。
また、雪は固まると想像以上に重くなってしまうため、落雪による事故が多いのも事実です。
このようなトラブルや事故を防ぐために、雪止めは必要といえるでしょう。

実は民法214条では「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない。」という法律が制定されています。
そのため、隣地との境界が近い場所では雪止めが必要になるでしょう。

そのほかにも、一気に落ちた雪が雨どいに引っかかり、雨どいの歪みや破損につながることもあります。
雨どいが破損しないためにも、雪止めを設置したほうが良いでしょう。

雪止めが必要な地域

雪止めは雪の多い地域にしか必要ないと思われている方も多いかもしれませんが、実は雪が多い地域で雪止めを設置している家はほとんどありません。
雪が多い地域での積雪は重さが何十トンにもなるため、雪止めが曲がり建物に負荷がかかってしまうからです。
そのため、年に数回積雪があるという地域にこそ、雪止めを設置することで様々なメリットを得ることができるのです。

また、雪止めが設置できない屋根もあります。
雪止めが設置できない屋根は、アスファルトシングルの屋根です。
やわらかく屋根に密着しているため、雪止めを取り付けるのに向いていないのです。
また、傾斜がない屋根は落雪の心配がないため、雪止めの必要はありません。

雪止めを設置するメリット

屋根に設置する雪止めとは?メリットや設置する際の注意点を解説

雪止めには以下のようなメリットがあります。

・落雪による事故を防止する

・近隣トラブルを防止する

・雨どいの破損を防止する

落雪による事故を防止する

屋根に積もった雪は、次第に硬くなっていきます。
硬くなった雪が一気に落ちて、その下に人がいた場合は大きな事故につながってしまいます。
雪は軽いと思っている方もいるかもしれませんが、積もって固まった雪は硬くて重いのです。
取り返しのつかない事故を事前に防ぐために、雪止めの設置は有効といえるでしょう。

近隣トラブルを防止する

屋根から落ちた雪が通路を塞いでしまうことで、近隣の方に迷惑をかける場合があります。
また、落ちた硬い雪が近隣の屋根や庭、車などに落ちた場合は、近隣の屋根や車などを破損させてしまう恐れもあります。

実際に積雪による近隣トラブルは少なくないため、雪止めを設置することで事前にトラブルを防ぐことができるでしょう。

雨どいの破損を防止する

雪止めを設置しなかった場合、積もった雪が雨どいに当たり雨どいが壊れたり変形したりすることがあります。
屋根に積もって数日経った雪は硬く重いため、その雪の重さによって雨どいが歪んだり外れたりすることもあります。
雨どいが壊れてしまうと雨水の浸入を許してしまい、雨漏りに発展する可能性もあるのです。

このように雨どいが破損してしまうと、建物自体の耐久性にも影響してしまいます。
雪止めがあることで雨どいの破損を防ぎ、建物の耐久性も保つことができます。

雪止めを設置する際の注意点

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雪止めを設置することで事故やトラブルを防ぐことができますが、設置する際には注意点があります。

雪止めの設置を考えている方は、以下の注意点も把握しておきましょう。

・耐震性が低下する恐れがある

・雨漏りの原因になることがある

・落雪を完全に防ぐことはできない

・定期的なメンテナンスが必要

耐震性が低下する恐れがある

屋根の雪止めが設置されると、もちろん雪止め分の重量が増えてしまいます。
雪止め自体の重量は重いわけではありませんが、取り付ける個数によっては重量が増えてしまいます。
屋根は重くなればなるほど耐震性が低下してしまうため、雪止めによって耐震性が低下する恐れがあるのです。

特に、古い木造住宅などに取り付ける場合は、耐震性に影響する可能性があるため注意が必要です。
設置しても問題ないのかどうか不安な場合は、業者に事前に相談をして見てもらいましょう。

雨漏りの原因になることがある

雪止めは屋根材に直接取り付けて設置します。
そのため、取り付けの際に屋根を破損したりなどの施工不良などがあった場合、雨漏りの原因になることがあるのです。
雪止めを設置する際は、まずは下地の状態を確認して補修し、屋根材の間に金具を挿入しシーリング材で固定します。
この作業を正しく破損しないようにおこなう必要があります。
また、雪止めには種類があり、それぞれ屋根に合った雪止めを選んで取り付けなければいけません。

正しい施工をおこなえば雨漏りの原因になることはありません。
そのため、正しい施工をおこなってもらうためには、業者選びを慎重にすることが大切です。

落雪を完全に防ぐことはできない

落雪を防ぐための雪止めを設置しますが、完全に防げるわけではありません。

屋根に降った雪は積み重なっていくため、細かく落ちてくることはあまりありませんが、それでも少しずつ雪が落ちてくることもあります。
また、想像以上に屋根に雪が積もった際は、雪止めでは支えることができず落雪する可能性があります。
そのため、雪止めを設置している場合でも積雪が多い際は、屋根の状態を定期的に確認することが大切です。

定期的なメンテナンスが必要

金属製の雪止めの場合、経年劣化によってサビが発生してしまいます。
また、常に雨風にさらされているため雪止めがズレてしまうこともあります。

雪止めを正常に機能させるためには定期的なメンテナンスをおこない、補修や補強などをおこなうことが大切です。
また、サビが屋根に移る可能性もあるため、屋根を守るためにもメンテナンスは欠かせません。

まとめ

蓮田市、さいたま市近郊の方であればまずは隣接された方とトラブルにならないようにするためにも雪止めは必要です。
屋根に積もった雪は地面に向かって滑り落ちるため、隣の家との距離が近い場合は隣の屋根や庭に雪が落ちてトラブルになり、修理が必要になることも少なくありません。
落雪による事故が起こることも多いため、事故やトラブルを防ぐためには必要な装置といえるでしょう。

また、一口に雪止めと言っても種類は様々あるため、設置する際はご自宅の屋根に合った雪止めを設置することが大切です。

さいたま塗装本舗では相談やお見積もりを無料でおこなっておりますので、雪が積もる前に対策をおこないましょう。

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気になることやご不明な点などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

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