外壁塗装工事にある鉄部の種類をご紹介！
外壁塗装工事は塗装する箇所を大きく分けると「外壁」と「付帯部」に分けられます。
さらに「付帯部」には「木部」や「鉄部」があります。
本日は付帯部の「鉄部の種類」について解説いたします！
鉄は劣化したまま放っておくと錆びてしまうので、状態には注意してくださいね！
木部塗装についてはこちらの「外壁塗装を始める前に知っておきたい「木部」について」でご紹介しております。
鉄部とは？
建物にはさまざまな部材が取り付けられています。
部材の中には金属製のものがあり、定期的に塗装しないと錆びてしまうものもあります。
外壁塗装では塗装する金属部材を「鉄部」と呼んでいます。
ちなみに鉄部は付帯部の中の一つです。
付帯部についてはこちらの「外壁塗装にある付帯部はどこのこと？塗り忘れにご注意！」で詳しく解説しております。
今ではアルミやガルバリウムなど錆びにくい金属も多く使われるようになりましたが、すべての部材がそうではありません。
まだまだトタン（亜鉛メッキ）や鋼材が多く使われていますので、このような経年劣化で錆びる金属部材は、適切な時期に塗装を行いください！
鉄部についてはこちらの「外壁塗装は鉄部も塗装した方がいい？なにもしないリスクについて」もぜひご覧ください。
鉄部はどんな部材がある？
それではよく塗装させていただく鉄部をご紹介いたします！
雨戸・戸袋
防犯や防音、遮光などのためにある建具が雨戸です。
その雨戸を収納するのが戸袋といいます。
正面の板は鋼材が使われておりますので、塗装が必要です。
現在の雨戸や戸袋は、枠にアルミが使われていますので、ここは塗装不要です。
シャッターボックス
近年の住宅はシャッターが主流かもしれません。
シャッターはスラットを収納するボックスのみ塗装するのが一般的です。
スラットを塗装すると振動が大きく塗膜が剥離したり、操作に不具合が出る可能性があります。
車庫のように大きなシャッターはスラットごと塗装しますが、住宅の外壁にある一間ものや三尺もののシャッターはボックスだけ塗装します。
霧除け庇
小さな屋根を霧除け庇といいます。
窓や玄関の上に設けられており、雨よけや日差しよけなどの目的があります。
板金が使われているので、こちらも錆を防ぐために塗装が必要です。
ベランダ笠木
アルミが主流になっていますが、トタンが使われている場合は、錆びないように塗装します。
継ぎ目は水が入りやすいので、塗装と一緒にシーリング処理もしておきましょう。
土台水切り
外壁と基礎の間にある金属部材が「土台水切り」です。
小さな部材ですが、色褪せていると悪目立ちします。
雨仕舞いに大事な部材で、一部外壁に入り込んでいてそう簡単に交換できませんので、錆びないようにご注意ください。
雨樋金具
雨樋を固定する控え金具や吊り金具は、年数の経過で錆びて折れてしまうことがあります。
もし、錆びている場合は錆止めで下塗りすることをおすすめします。
あまりに状態が悪い場合は金具の交換をご検討ください。
給水配管やガス配管
給水配管やガス配管は鉄管が使われています。
とくに配管の継ぎ目は不具合が出やすいので要注意です。
下地処理後、錆止めで下塗りしてから上塗りします。
確認が必要な鉄部
鉄部でもすべて見積もりに含まれているわけではありません。
部材によってはオプション扱いになっているかもしれませんので、事前にどこを塗装するか確認することが大事です。
ここでは、見積もりに含まれていない可能性がある鉄部をご紹介いたします。
玄関や勝手口
塗装箇所は業者によって異なります。
玄関や勝手口は他の付帯部よりも塗装面積があり、下地処理に手間がかかるものもあります。
必ず見積もりに含まれているわけではありませんので、玄関や勝手口の色褪せが気になって塗装を考えている場合は、見積もりに入っているか確認してください。
門扉やフェンス、塀
門扉やフェンス、塀などの敷地内にある構造物はオプション扱いになることがあります。
もし塗装する場合、フェンスや塀は隣接するお家の方にも関わりますので、支障がないか事前に確認しておきましょう。
物置
物置も塗装できます。
スチール製だと年数の経過で錆びてきますので、もし色褪せが出ていましたら一緒に塗装していただくことをおすすめします。
物置もオプションになる傾向ですので、塗装するか確認しておきましょう。
デッキプレートや屋外階段
アパートにはデッキプレートや屋外階段もあります。
人が通るところなので、安全に使えるように強度を保っている必要があります。
錆びると脆くなり、崩落する危険性がありますので、外壁塗装をする際は、必ずこちらも塗装するかご確認ください。
塗装されていないところがないように塗装箇所を細かく確認しましょう！
ここまで鉄部の種類をご紹介してきました。
鉄部を含め、付帯部は建物や業者によって内容が異なります。
塗装するところをよく確認しておかないと、塗装されていないところができてしまう可能性があります。
後からだと追加料金が発生するかもしれません。
トラブルに発展すると大変ですから、事前にどこを塗装するか細かく確認しておきましょう。
当社では、事前に工事内容や塗装箇所などを詳しくご説明させていただきます。
気になることやご不明な点などがありましたらわかりやすくご説明いたしますので、お気軽にご質問ください。
建物診断や見積もりは無料で実施しております。
これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひ無料診断をご利用ください！
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