金属屋根を塗装しないとどうなる?塗装の必要性と塗装するタイミング

スレート、セメント瓦、アスファルトシングル、ガルバリウム鋼板、トタン、日本瓦など屋根はいろいろな種類があります。屋根の中には劣化を防ぎ、状態を保つために定期的に塗装が必要なものもあります。
金属屋根もその一つです。現在では金属屋根というとガルバリウム鋼板が主流となっておりますが、本記事ではガルバリウム鋼板以外のトタンや折半屋根の塗装についてお伝えさせていただきます。
- トタンや折半屋根などの金属屋根は塗装が必要か
- 塗装しないとどうなってしまうのか
- 金属屋根を塗装する時期や劣化症状
上記の疑問について解説いたします!
金属屋根を塗装しなければ、いずれ錆びてしまう

金属が屋外にさらされている状態を想像してみてください。そのまま放っておくといずれ錆びてしまうことが容易に想像できるかと思います。金属屋根が錆びる原因は、酸素や水に触れることで酸化反応を起こすためです。
建物に使われている金属はトタン、スチール(鋼)、ガルバリウム、アルミ、銅、スチールなどいろいろな種類があります。その中でもトタンやスチールは定期的に塗装しておかないと腐食を起こして錆びてしまいます。

現在主流のガルバリウム鋼板は錆びにくいメッキで覆われている鋼板です。基本的に塗装不要な素材ですが、メッキが剥がれれば鋼が露出し、そこから腐食を起こします。ガルバリウム鋼板についてはこちらのページで解説しておりますので、良ければこちらもご一緒にご覧ください。

錆びた金属屋根は建物に甚大な被害を与える

錆びた金属屋根をそのままにしてはいけない最大の理由が「雨漏り」です。金属屋根が錆びると素地が朽ちて穴が開いてしまいます。雨の影響を強く受ける屋根では、錆によって穴が開いた状態になると大量の雨が内部に流れ込み、建物に甚大な被害を与えてしまいます。

屋根のすぐ下には部屋が配置されているため、屋根からの雨漏りは部屋も被害を受けやすい傾向にあります。雨漏りを修理するだけでなく、雨漏りによって汚損した部屋の内装まで復旧させる費用がかかってしまいます。

金属屋根を長期的に保つためには定期的な塗装が必要‼︎

トタンや折半屋根(スチール)は塗装やメッキによって状態を保っています。劣化すると錆びてしまうため、腐食を防ぐために定期的に塗装が必要です。
一度錆びてしまうと元に戻せませんから、錆びる前に塗装して素地を守ることが非常に重要です。
塗装を考えていただく金属屋根の劣化症状
塗装を考えていただく上で注目していただきたいのが劣化症状です。屋根は高いところにありますので、劣化に気づくのは中々難しいかもしれませんが、以下にご紹介する劣化症状は塗装を考えていただく大事なサインとなるということを押さえておきましょう。
劣化症状① 色褪せや汚れの付着など美観の低下
塗装やメッキが摩耗すると色が褪せてきます。白くくすんだ色合いになり、見栄えが落ちてきます。塗装なら触れたときに白い粉状のものが付着します。
これはチョーキング現象といい、塗膜が劣化することで発生します。汚れやコケの付着なども劣化しているサインですので、外観に変化が見えたらそろそろ塗装する時期にきていると思っておきましょう。

劣化症状② 塗膜のひび割れ・剥離
チョーキング現象が発生してさらに劣化が進行すると塗膜がひび割れてきたり、剥離を起こしたりします。塗膜として機能していない状態で、素地に直接影響を受けてしまいます。
また、正常な塗膜も内部に水が流れ込むことで密着性が低下して素地から剥がれてきます。被害が大きいほど下地処理に手間がかかり、コストも増えます。錆びやすい状態ですから、早めに塗装をご検討していただく時期です。
劣化症状③ 錆が発生している
塗膜が剥がれて素地が水にさらされる状態が続くと腐食を起こして錆びてしまいます。錆にも程度がありますが、軽微な症状でしたらケレンで除去できます。
侵食が激しいと素地の厚みを保つことができず、ケレンだけで対応はできません。素地が薄くなっている場合は塗装してもすぐに剥がれる可能性があります。
また、腐食が激しいと穴が開いてしまうため、耐久性を維持できない場合は屋根そのものを新しくしていただく必要が出てきます。
金属屋根を塗装するタイミングとなる2つのポイント
金属屋根を塗装するタイミングはこちらの2つのポイントがあります。
・塗装が必要な劣化症状が出ている
・塗料の耐用年数を過ぎている
トタンなどメッキ鋼板でしたら劣化症状が塗装を考えていただくポイントとなります。塗膜が剥離すると錆びやすくなるため、できれば色褪せや汚れの付着など症状が軽いうちに塗装をご計画ください。
すでに塗装して再塗装が必要な場合は、塗料の耐用年数が塗り替え時期の目安となります。塗料にはウレタンやシリコン、フッ素など種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。
次の塗り替えのために前回に塗装した塗料の耐用年数は把握しておきましょう。また、屋根は風雨など劣化しやすい環境にあります。劣化の進行具合は建物がある環境によって様々ですので、塗料の耐用年数と一緒に劣化症状も見ておくことが大切です。

ここまで金属屋根の塗装についてお話しさせていただきました。屋根は高いところにあり、劣化していても気づかないまま放っておかれてしまうことがよくあります。金属屋根は放っておくと錆びてしまうため、適切なタイミングで塗装できるように10年くらいを目安に屋根点検の実施をおすすめします。
さいたま塗装本舗は建物診断や見積もりを無料で行っております。診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたしますので、お住まいのことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
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