サイディング壁にシーラーで下塗り工事を行いました!幸手市の外壁塗装現場の様子をお届けします

幸手市にて外壁塗装の下塗り工事としてシーラー塗装を行ってきました。
梅雨時期の外壁塗装工事はなかなか工程通りに進めるのが難しいこともよくありますが梅雨の晴れ間は絶好の塗装日和です。
風も穏やかで気温も真夏と比べれば過ごしやすいので職人さんにとっても非常にいい環境になります。
外壁塗装に使われる塗料も暑すぎたり寒すぎる環境ではその塗料本来が持つ性能を最大限に発揮することができません。
そんな梅雨の晴れ間の塗装工事で気を付けるポイントは湿気になります。
モルタルの壁や木部などはサイディングの外壁よりも湿気を吸い込みやすい素材で仕上げられています。
そのために一見したところ乾いていそうでも奥の方には湿気や水分が残ってしまっていることがよくあるので注意が必要になりますね。
湿気の残った状態で外壁塗装を行ってしまうと塗料によって表面がふさがれてしまい中に残った湿気が蒸発することができなくなってしまいますし、最悪の場合には浮きや剥がれなどの塗膜の劣化につながってしまうこともあります。
また梅雨の晴れ間はお施主様や近隣の方にとっても洗濯ができる貴重な晴れになるので塗装作業自体が迷惑にならないように配慮しながら作業することも大事になりますね。
外壁塗装の中でも下塗り工事は既存の外壁やサイディングと新たに塗装する塗料の密着性を高めるうえでとても重要な工程になります。
下塗り工事には一般的にサイディングの場合にはシーラー塗装を行うことが多く、霧除けのひさしやのし板金などの鉄部には錆止めを使用することになります。
既存の素材に合わせて塗料の種類を使い分けるのもそれぞれ素材と上塗り塗料の密着をよくするためです。
シーラー塗装は上塗り塗料との密着をよくするのと同時に既存のサイディングの吸い込みムラも抑えてくれるので下塗り工事とはいえとても重要です。
中塗り工事を行った際に吸い込みムラが解消されていない状態では最終的な仕上がりまで影響してしまうので注意して塗装作業を行う必要がありますね。
サイディングの柄に合わせて使用するローラーの毛足の長さを変えることも重要です。
柄の溝が浅い場合には毛足の短いローラーでも塗装することは可能ですがあまりに深い溝の場合には塗料が隅々まで届かないこともあります。
その場合にはローラーと刷毛の両方を使って丁寧に塗装をする必要があります。
手間はかかってしまいますが下塗り工事も大事な工程なのでしっかり行うことが必要です。
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