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他、各種塗料取扱い
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瓦屋根に必ず使われているのが漆喰で、瓦屋根の一番上の「棟(むね)」に使われています。
漆喰はどのような役割を担っているのでしょうか。
また、劣化した際にはどのように補修すればよいのでしょうか。
本記事では、瓦屋根で漆喰が大切な理由や補修方法について解説します。
漆喰とは水酸化カルシウムを主成分とする建築材料で、漆喰は「石灰」の当て字が定着したものです。
防水性が高く燃えにくいという特徴を持っていることから、古くから城や神社仏閣、蔵から一般家屋まで、様々な建築物に利用されています。
瓦屋根を使った日本家屋では、棟の部分にのし瓦を高く積み上げて大きな鬼瓦を乗せることがステータスとされてきました。
のし瓦を積み上げるためには葺き土と呼ばれる土を盛らなければならないのですが、葺き土は風雨に晒されると雨漏りの原因となり、屋根全体の劣化に繋がります。
そのようなことを防ぐために大切なのが「漆喰」なのです。
漆喰を葺き土の表面に塗れば、葺き土を風雨から守ることができます。
また、漆喰を塗ることで表面が白くなり、葺き土そのままの状態よりも見た目が美しくなるというメリットも得られます。
防水効果が高く、燃えにくい建築材料として非常に優れた性質を持っている漆喰ですが、一度塗れば半永久的にその効果を維持できるというわけではありません。
漆喰も瓦屋根と同じく風雨に晒されると経年劣化を起こします。
漆喰の経年劣化は私たちでも外側から見て判断できるので、屋根の状態を確認できるのであれば、時々確認しておきましょう。
しかし、屋根に上らなければ確認できないのであれば、無理をせずに瓦屋根の専門業者に点検を依頼してください。
ちなみに屋根の点検費用は業者によって異なりますが、漆喰の状態は目視で確認できるため費用は無料~数万円とそれほど高額にはなりません。
漆喰の寿命はだいたい20年~30年といわれているので、新しく漆喰を塗ってから10年以上経過したくらいから漆喰の状態を定期的に確認するようにしましょう。
目視で確認できる漆喰の劣化症状は以下の3つになります。
漆喰は施工する際は壁や葺き土の表面に塗れるような状態ですが、空気に晒されると乾燥します。
漆喰は外の環境に直接晒されるため、雨に濡れるとちょうど施工をした直後の状態になり、晴れるとまた乾燥して固まるというのを繰り返します。
塗ったばかりであれば、この変化の影響を受けることはほとんどありません。
しかし塗ってから10年以上経過すると、乾燥した際の収縮や建物の微妙な揺れ、さらに雨によって濡れた際にひび割れを起こすようになります。
屋根のチェックをした際に漆喰が欠けたりひび割れたりすると、驚いて屋根そのものに影響があるのではと焦ってしまうかもしれませんが、漆喰がひび割れたり欠けたりした程度では屋根全体への影響はほとんどありません。
気になるのであれば業者に改めて点検してもらったほうが良いですが、基本的にこの状態ならば補修しなくても大丈夫です。
漆喰がひび割れや欠けを起こしてからさらに年数が経過すると、元々白かったのが段々と黒ずんできたり、表面にコケが発生したりします。
漆喰が変色しているというのは漆喰自体の防水能力が落ちてきている証拠です。
また表面にコケが発生する要因は、漆喰が雨からガードしているはずの葺き土に水分がしみ込んでいるためで、これも漆喰そのものの防水能力がかなり落ちてきている証拠です。
漆喰の変色や表面にコケが発生しているというのはひび割れや欠けと比べるとかなり危険な症状で、補修せずに放置していると雨水がさらに侵入して将来的には雨漏りがするリスクもあります。
雨漏りが発生してしまうと、漆喰の補修や瓦のシーリングといった部分的な補修だけでは雨漏りを直すことができません。
棟全体の葺き直しが必要になるケースもあり、修理費用は高額となってしまうため、変色やコケが見つかったら早めに漆喰の補修を依頼しましょう。
漆喰は20年~30年経過すると劣化してしまい、葺き土から剥がれ落ちてしまうようになります。
漆喰の剥がれは私たちが見てもすぐに分かる劣化といえるでしょう。
漆喰の剥がれは、ひび割れや欠けといった劣化がさらに進行した状態です。
漆喰がひび割れて屋根の上に残っていると、業者によっては「すぐに修理しない大変なことになる」と不安の煽るような発言をしてきますが、実は数か所剥がれが発生している程度ではすぐに雨漏りしてしまうことはありません。
しかしながら、放置していると漆喰の剥がれがどんどん広がっていき、そこから雨水が進入して雨漏りが発生するので、剥がれているのを見つけたら漆喰の補修を検討しましょう。
漆喰の補修は経年劣化が軽い場合と経年劣化が激しい場合で、補修手順や費用が大きく異なります。
経年劣化が軽い場合は、基本的に漆喰の塗り直しをするだけで補修が完了します。
作業工程としては古くなった漆喰をすべて剥がし、新しい漆喰を塗り直せば補修は終了です。
経年劣化が激しい場合は漆喰の塗り直しだけでは不十分なので、屋根を一度外し、葺き土と漆喰を交換する工事が必要になります。
瓦屋根の葺き替えはいくつか方法がありますが、大まかな流れとしてはまず屋根を取り外し、さらに古い漆喰や葺き土を除去します。
その後、新しい葺き土を盛ったのちに漆喰を塗り固め、最後に屋根を元通りに組みなおして完了です。
近年、DIYが流行しており、中には家そのものをDIYしている人もいます。
瓦屋根の漆喰もDIYすれば費用を抑えられるのではと思ってしまいがちですが、漆喰のDIYはやめておきましょう。
屋根は直接雨風に晒されるので、正しく補修を施さないと状況がさらに悪化してしまいます。
また、そもそも屋根での作業は非常に危険で、足を滑らせて落ちると最悪の場合命の危険にも繋がります。
そのため、漆喰の補修は必ず専門業者に依頼しましょう。
瓦屋根の漆喰は葺き土の上に塗られていて、葺き土に雨が侵入するのを防ぐ役割をしていると同時に見た目が美しくなるというメリットもあります。
また、漆喰には防水効果だけではなく防火効果もあるので、火事の被害を抑えるのにも役立ちます。
漆喰の寿命は20年~30年となっており、経年劣化によってひび割れや欠け、変色やコケの発生、剥がれなどの劣化症状があらわれるため注意が必要です。
このような症状を確認できたら、専門業者に漆喰の補修を依頼しましょう。
程度が軽い場合は漆喰の塗り直しだけで済みますが、劣化が酷い場合は漆喰だけではなく葺き土の交換も必要となります。
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