こんな営業には要注意！信頼できる塗装業者を見つけましょう
外壁や屋根の塗装工事を検討する際、まずはどこに依頼しようかと塗装業者を探すでしょう。
しかし、塗装業者は多く存在するため、どの業者が良いのか悩む方も多いのではないでしょうか？
外壁や屋根の塗装工事をスムーズに成功させるためには、信頼できる塗装業者を選ぶことが大切です。
信頼できる塗装業者かどうかは、営業で判断することができます。
本記事では、注意すべき営業トークをご紹介します。
塗装工事を検討されている方はぜひ参考にして、信頼できる塗装業者を選んでください。
塗装業者の飛び込み訪問営業には注意が必要！
外壁塗装は住宅の寿命やイメージに関わる大切なリフォーム工事です。
ただ、決して安い買い物ではありませんし、素人から見て仕事の良し悪しがわかりにくいため業者選びには注意を払う必要があります。
安くはないリフォーム費用を掛けるのですから、優良な塗装業者を選んで素敵な外壁塗装をしたいと誰しもが考えるでしょう。
優良業者を選ぶためには、信頼できる業者かできない業者かを見極める必要があります。
悪徳業者の場合、営業のトークや内容で注意すべき特徴があるため、把握しておくことで見分けることが可能になるでしょう。
業者を決める際に『安いから』の理由だけでは、悪徳業者に騙される可能性もあるということを忘れないでください。
こんな営業トークには要注意！
前述した通り、優良な業者か悪徳な業者かは営業トークや内容で見極めることができます。
悪徳業者の営業には以下のような特徴があります。
・心配するような話ばかりする業者
・施工を自社でおこなっていない業者
・極端な値引きで気を引く業者
・顧客に考える余地を与えない業者
このような営業をしてくる業者には特に注意しましょう。
心配するような話ばかりする業者
「ひび割れが発生しています」「このまま放置してしまうと雨漏りする危険があります」など、不安になる要素を挙げる業者は要注意です。
初回の営業は「近隣で塗装工事をしている者ですが、ご挨拶で」などと言って、警戒心を抱かせないような言い回しで訪問してきます。
そして警戒心を解いた上で「塗装をしないと建物内部が腐食して雨漏りするかもしれません」などと不安を煽るような話をします。
そのまま塗装（塗り替え）の話に持っていく業者もいるでしょう。
大切な住宅なので心配になるかもしれませんが、その場ですぐに契約はしないことが大切です。
本当に補修や塗装工事が必要なケースもありますが、まずはご自身の目で点検をしてみましょう。
早急に対処が必要な劣化があるのならば、ご自身でも気付くことができるでしょう。
施工を自社でおこなっていない業者
会社の規模や経営状態とも関係が深いのですが、「自社で責任をもって施工をしているのかどうか」ということをぜひチェックしてみて下さい。
恐らくほとんどのお客様は自社施工が当たり前だと思っているため、このようなことを疑問にも思わないのではないでしょうか。
しかし実は、下請けに発注している会社は非常に多いのです。
実際には正社員はごく少数で、受注さえできてしまえば施工からは外注先に丸投げしてしまう会社が多いのが現状です。
外注先も、一社専属で提携して信頼関係を築いているならまだしも、数社、数十社と提携していて、その都度暇な業者に依頼するというケースもあります。
外注業者が悪いというわけではありませんが、顔も名前もわからない外注を使う業者には注意が必要です。
極端な値引きで気を引く業者
数十万円の極端な値引き額を提示する業者は、ほぼ悪徳と言っても過言ではありません。
最終金額が大幅に下げられれば誰しもが嬉しいでしょうし、お得に感じてしまうでしょう。
しかし、このような訪問営業の多くは、大幅に下げられた最終金額でも正規の金額を下回る金額を提示することはありません。
実は大幅な値引きをおこなったところで会社にはしっかりと利益が出るように、もともと高単価な金額設定がおこなわれているのです。
また本当に他よりも安くなるのであれば、当然その費用でできる範囲内の施工をするしかないので、施工品質が低下してしまうでしょう。
もし、納得のいく説明ではない場合は、その業者は悪徳業者である可能性が高いといえるでしょう。
顧客に考える余地を与えない業者
「今すぐ決定すればお安くします」と言って、顧客に考える余地を与えず、とにかく契約を急がせる業者も要注意です。
通常であれば、安い工事ではないためしっかり検討することが大切です。
しかし、決断を翌日に伸ばしてしまうと、他の誰かに相談したりネット等を活用して調べたりなど、契約の判断が鈍ってしまいます。
そのようなことにならないように、「本日ならお安くするので」と考える余地を与えないようにして、なんとしてでもその日の内に契約をしようとするのです。何故今なら特別安い値段で工事出来るのか根拠がないため、契約を急がせる業者は何かしらの問題を抱えていると思って間違いないでしょう。
営業を上手に断るには？
前述したように、怪しい営業をしてくる場合はしっかりと断ることが大切です。
悪徳業者は営業トークがしつこく何度も訪問営業に来ることもあるため、なかなか断れない…という方も多いかもしれません。
しかし安い工事ではないので、後悔しないためにも以下のような方法を参考にして、きちんと断りましょう。
・ドアを開けない
・他の業者に依頼していると伝える
・消費者センターに相談する
ドアを開けない
訪問営業が来た際、「玄関先までお願いします」と言われることが多いでしょう。
ドアを開けて対応してしまったら、言葉巧みに誘いこまれ、いつの間にか相手のペースに飲まれてしまいます。
その結果、断りづらくなってしまい契約をしてしまうという事態になる可能性もあります。
まずはインターホン越しで話を聞き、怪しいなと感じたらドアを開けずに断りましょう。
他の業者に依頼していると伝える
営業マンは契約をするために、築年数や前回のメンテンナンス時期などの情報を少しでも多く聞き出そうとしてきます。
その際は「他の業者に依頼しているので」と言って質問に答えないようにしましょう。
「そちらとは契約する気はありません」ということをはっきりと伝えることは、とても有効な方法と言えるでしょう。
消費者センターに相談する
断ってもしつこく訪問にくる場合は、「消費者センターに相談します」と伝えることも有効な方法になります。
消費者センターは消費者トラブルに対応してくれる機関で、時間内であればすぐに相談することができます。
具体的な解決策を助言してくれるため、営業がしつこい場合は相談してみましょう。
まとめ
外壁や屋根の塗装工事は建物の寿命や美観を保つために重要な工事であり、決して安い工事ではありません。
塗装工事に失敗しないためには業者選びが重要になります。
急に営業に来られると優良な業者なのか、本当に信頼していいのか悩む方は多いでしょう。
信頼できる業者か悪徳な業者かは、営業で判断できることがあります。
本記事でご紹介した注意すべき営業トークを参考にして、信頼できる塗装業者かどうか見極めましょう。
＊K＊
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