軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

建物には「軒天井」という部材があります。

軒天井は屋根と繋がっているため、湿気が伝わり傷みやすい弱点があります。

軒天井が痛むことで大きな被害を受けてしまうことがありますから、状態には要注意。

普段目に入らない場所だからこそ、しっかりメンテナンスをして被害を未然に防ぎましょう。

本日は軒天井とはどんな部材か、傷みやすい理由とメンテナンスについてお伝えしたいと思います!

目次

【軒天井とは?】

軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

屋根を見ると外壁から少し張り出していますよね。この張り出しを「軒の出」と言いますが、軒の出は建物によって広くとっているところや狭くとっているところと様々です。

屋根の先を「軒先」と呼び、その天井を指すのが「軒天井」です。

軒天井のことを「軒下」「軒裏」「軒裏天井」「上げ裏」な色々な呼び方があります。

軒天井は風雨の影響を防ぐ役割があります。

先程出てきた「軒の出」ですが、広くとっているところは、風雨の影響を受けにくく、外壁が劣化しにくい構造になっています。

また、「軒の出」が広いことで、日射角度が高くなる夏至の時期は、日差しを遮ることができます。

昔の日本の住宅は垂木が露出する作りでしたが、今では軒天井と破風板、鼻隠しで骨組みを覆うような作りになり、風雨の侵入防止、延焼防止などの役割があり、、見た目的にもすっきりとしました。

【軒天井が傷んでしまう原因】

軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

「軒天井は直接雨や風に当たらないから傷みにくい」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、思いとは裏腹に軒天井は傷みやすい環境にさらされているのです。

どうして傷みやすいかというと、小屋裏からの湿気が軒天井に伝わってくるからです。

湿気が多いと軒天井自体を弱らせるだけでなく、コケやカビも発生しやすくなります。

多くの建物の軒天井は換気できるようになっています。

軒天井に穴が開いている有孔(ゆうこう)合板や有孔ボードまたは換気部材を設けることで、小屋裏にこもる湿気を外に逃がせます。

湿気が逃げることで小屋裏内が乾燥して建物の老朽化を防ぎます。

【軒天井の劣化症状と被害】

軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

それでは軒天井の劣化が進んでしまうとどうなるでしょうか。

軒天井の劣化が進むと以下の症状が発生します。

  • コケやカビが発生する
  • 軒天井が剥がれる
  • 軒天井に穴が開く

この中で特に注意しなければならないのが「軒天井の剥がれと穴が開くこと」です。

この状態がどうしてまずいのかというと、虫や獣が中に入って被害を与えるからです。

建物内部は天候や外敵から身を守れる安全な場所ですから、巣をつくるのにはうってつけです。

虫害や獣害にあってしまえば、軒天井を直すだけでなく、侵入した虫や獣を駆除する費用も掛かってしまいます。

危険な蜂や獣の糞尿など、普段の生活にも支障をきたしてしまいますから、侵入口ができないように注意しましょう。

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

【普段目に入らない場所だからこそ状態には注意しておきましょう!】

軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

普段から軒天井を気にして見ている方は少ないかと思います。

ですが、軒天井が傷むことで起こる被害には、特に注意しておかなければなりません。

軒天井は見上げないと目に入りませんので、気がついたときには劣化が進んでいたということがよくあります。

このような劣化を放置してしまうことがないように、ぜひおすすめしたいのが建物診断を定期的に実施することです。

定期的に建物診断を実施することで、問題が大きくなる前に対処できます。

当社は無料で建物診断を行なっておりますので、お住まいのメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたら、ぜひ当社の無料診断をご利用ください。

診断後はお客様に最適な工事プランをご提案させていただきます。

また、建物の状態や今後のメンテナンススケジュールなど長期的なことも含めてアドバイスいたします!

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

【長持ちさせるためには塗装が大事!湿気を通す透湿性がポイント!】

軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法

ここまで軒天井についてお伝えしてきました。

軒天井を長持ちさせるためには塗装が大事です!

塗装は見栄えを美しくするだけでなく、風雨や太陽光などの劣化から保護する役割があります。

軒天井は付帯部に含まれるところですので、外壁塗装の際はご一緒に塗装してください。

また、湿気対策も大切です。

塗料には湿気を外に通す「透湿性」を備えたものもあります。

下地への付着力も優れているものが多いですので、軒天井の塗料は透湿性に優れているものをお選びください。

塗料は一つに絞る必要はなく、場所や環境、素材に合わせて選ぶのがポイントです。

塗料の種類が増えるほどコストは掛かってしまいますが、傷みやすいところには、その条件に対応した性能を持つ塗料にすることで長持ちし、結果的にコストの節約になります。

塗料はたくさん種類がありますので、気になることやご不明な点などがございましたら、遠慮なくお聞きください!

塗料についてはこちらから

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