屋根葺き替え工事とは?工事のタイミングはいつ?

屋根葺き替え工事とは?工事のタイミングはいつ?

こんにちは!夏に入って気温が高く毎日暑いですね!

7〜10月は台風が多くなる時期ということをご存知ですか?

台風が原因して建物に被害を受けてしまうことが多く発生しております。

とくに屋根は被害を受けやすいですので、しばらくメンテナンスをしていない方は、一度屋根の状態を専門業者に見てもらうことをお勧めします!

本日は屋根工事の一つ、葺き替え工事をご紹介させていただきます!

目次

【屋根葺き替え工事とはどんな工事?】

屋根葺き替え工事とは?工事のタイミングはいつ?

屋根のリフォームは「塗装」と「葺き替え」「カバー工法」「屋根板金工事」などがあります。

これらの中で「葺き替え」は古くなった屋根を新しくするリフォームです。

古くなった屋根を解体し、屋根下地(野地板)から新しくしていきます。

工事の手順は以下の流れです。

  1. 足場組み立て設置
  2. 既存屋根解体
  3. 野地板増し張り
  4. ルーフィング敷設
  5. 新規屋根材設置
  6. 棟板金取り付け
  7. コーキング防水処理
  8. 足場解体
  9. 工事完了

屋根葺き替え工事は、お好みの屋根材で葺くことができます。

現在多く採用されているスレートやガルバリウム鋼板の屋根材で屋根を新しくできますし、アスファルトシングルや今では少なくなりましたが、でも葺くことが可能です。

現在は耐震性のことも考えて屋根が軽いことが求められています。

屋根が軽くなることで、地震の揺れが軽減し、耐震性を向上させることができます。

今、瓦屋根のお家なら金属屋根にすることで屋根が軽くなりますので、耐震性が向上して地震に強い家に性能アップできます!

【よく比較されるカバー工法との違いは?】

屋根葺き替え工事とは?工事のタイミングはいつ?

「葺き替え」とよく比較されるのが「カバー工法」です。

「カバー工法」も屋根を新しくするリフォームでして、こちらは既存屋根を残して、その上に新しい屋根を葺く方法となっています。

既存屋根を残すため、解体工事が最小限に抑えられ、葺き替えよりも安く屋根を新しくできます。

また、工程数も少なくなりますので、工期も短くなります。

ただし、デメリットもありまして、屋根が二重になるため重量が増えて耐震性に影響が出ること、元々の屋根に不具合が起きると修理が難しいことなどがあります。

建物の状態によって適した工法が変わりますので、とくにカバー工法をお考えの方は、必ず屋根の状態を見てもらってからご検討ください。

屋根カバー工法についてはこちらの「屋根工事を始める前に知っておきたい!「屋根カバー工法(重ね葺き)」とは?」をご覧ください。

【屋根葺き替え工事のメリット・デメリット】

【メリット】【デメリット】
・屋根の寿命が延びる
・外観の見栄えがきれいになる
・屋根の雰囲気を変えられる
・下地の状態を確認できる
・下地から屋根を新しくできる
・屋根への負担が少ない
・屋根材の制限がない
・工事費が高い
・工事日数がかかる
・作業音が発生する

屋根の葺き替え工事のメリット・デメリットは上記の表のとおりです。

この中でなによりもメリットと言えるのが、屋根への負担が少ないこと、屋根の寿命が延びることです。

屋根は風雨や太陽光など過酷な環境にさらされていますので、状態を改善して寿命を延ばすことが大事です。

劣化が進んでしまうと雨漏りを引き起こす恐れがあり、非常に注意しなければなりません。

屋根は雨漏りの原因となりやすいため、カバー工法のように古くなった屋根を残すよりも葺き替えのほうが長期的に考えると安心です。

工事費はカバー工法よりも高くなってしまいますが、長く安心しお使いいただきたい方は葺き替え工事をお勧めします。

雨漏りについてはこちらの「雨漏りを放置する危険!」をご覧ください。

【屋根葺き替え工事をするタイミングはいつ?】

屋根葺き替え工事とは?工事のタイミングはいつ?

屋根は劣化しやすい部材ですから、状態が悪くなってしまわないよに適切なタイミングでメンテナンスを行うことが大事です。

そこで気になるのが、いつ屋根葺き替え工事が必要かということだと思います。

屋根葺き替え工事を考えていただく時期は20年目以降が目安です。

どうして20年目以降かというと、このくらいの年数からルーフィングの寿命を考えなければいけないからです。

ルーフィンは屋根防水の要でして、どんなに屋根材が新しくてもルーフィングの防水性能が低下していたら雨漏りを起こすリスクが高くなります。

それくらいに重要な防水層となっておりますので、ルーフィングの寿命を迎える頃は、葺き替え工事かカバー工法を行っていただくようにお勧めしております。

また、年数と一緒に以下の劣化症状が見られる場合は、葺き替え工事をご検討していただくサインとなります。

  • 屋根材の損傷が激しい
  • コケや汚れの付着が目立つ
  • 棟板金が浮いている又は外れている
  • 屋根材が浮いている
  • 雨漏りしている

「屋根は高いところにあるから下からだとどんな状態になっているかわからない」

このようなお声もよく聞きます。

目視で確認できないからこそ、屋根の劣化には要注意です。

目に入らないため、傷んでいても気づかずに放置されてしまうこともありますから、当社は劣化が進まないように定期的に屋根点検の実施をお勧めしております。

当社は無料で建物診断を行っておりますので、屋根の状態が気になっている方は、ぜひご相談ください。

診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案さえていただきます!

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

葺き替え工事は、大切なお住まいを守るために大事な工事です。

劣化が進んでしまうと雨漏りのリスクもありますので、適切なタイミングで葺き替え工事を行いましょう!

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