外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

「そろそろ外壁が汚れてきたし、塗装をしようかな。でも、お金も掛かるからどうしよう?」

こんなふうに考えていると、「ひょっとしたら自分で塗装したらもっとお金を節約できるかも!」なんて考えが浮かぶかもしれません。

現在ではホームセンターやネットショッピングで材料を調達できるようになり、塗装のやり方も簡単に調べられるようになりましたね。

ですが、本当に外壁塗装はDIYで可能でしょうか?

正直なところ、当社では外壁塗装をDIYでするのをおすすめしておりません。

DIYと比べると業者に依頼するほうがお金は掛かってしまいますが、プロとしてお客様に工事をご提供している以上、DIYよりもメリットがあると思っております。

本日は外壁塗装のDIYをおすすめしない理由についてお伝えさせていただきます。

目次

外壁塗装はDIYで可能?

外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

外壁塗装はDIYで可能でしょうか?

結論から申しますと、DIYは可能です。

ただし、それは施工方法や適切な材料選定、品質を守る技術力など必要なことすべてが揃っていることが前提です。

メリットデメリット
・費用を安く抑えられる
・自分のペースで塗装できる
・好みのデザインで塗装できる
・塗料を調達するハードルが高い
・高所作業があり、転落する危険性がある
・手間と時間がかかり、かなりの労力を要する
・失敗しても自己責任
・仕上がりが悪いと必要以上に費用と時間がかかる

外壁塗装をDIYでする最大のメリットは費用を安く抑えられることです。

業者に工事を依頼するとなると、材料費だけでなく、当然塗装してもらう職人の人件費が掛かります。

DIYなら作業するのは自分だけなので、材料費以外は費用が発生しません。

ただし、外壁塗装をDIYでするほうがデメリットが多いということは無視できません。

そしてこのデメリットが外壁塗装のDIYをおすすめしない理由でもあります。

それでは、次の項で外壁塗装のDIYをおすすめしない理由をお伝えいたします。

外壁塗装のDIYをおすすめしない理由

外壁塗装のDIYをおすすめしない理由がこちらの3つです。

  • 下準備の手間や作業の進捗が遅く、仕上がりが悪くなる
  • 塗料を調達するハードルが高い
  • 転落事故を起こす危険性がある

一つずつ詳しくご説明いたしますね。

下準備の手間や作業の進捗が遅く、仕上がりが悪くなる

外壁塗装の工程はこのようになっています。

  1. 足場の設置
  2. 高圧洗浄
  3. 養生
  4. 下地処理(コーキング工事、補修工事、ケレンなど)
  5. 下塗り
  6. 中塗り
  7. 上塗り
  8. 仕上がりの確認
  9. 足場解体
  10. 工事完了

外壁塗装は色々と下準備があり、すぐに塗装できるわけではありません

雨が降れば作業を中止しなければなりませんし、塗装できる気温や湿度もあります。

このような施工環境を正しく判断する必要があります。

外壁塗装の流れについてはこちらの「外壁塗装の全工程を徹底解説!」で詳しく解説しております。

外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

DIYだとどうしても作業スピードに限りがあり、ある程度塗装範囲を分割して作業を行うことになります。

ですが、施工状況は毎日変わります。

塗料の付き方や乾燥時間は天候で左右され、状況によっては一気に塗装しておきたいケースもあります。

そうでないと色ムラが出てしまうからです。

美しく塗装を仕上げるには、ある程度の決まった作業スピードも求められます。

DIYだと作業効率ではどうしても限界があるため、仕上がりが悪くなるリスクがあります。

ですが、DIYだと仕上がりも自己責任です。

これがDIYで外壁塗装をすることをおすすめしない理由です。

塗料を調達するハードルが高い

外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

DIYで外壁塗装をする場合はこちらの道具や材料が必要です。

  • 下塗り塗料
  • 上塗り塗料
  • 刷毛(小〜大などのサイズ)
  • ローラー
  • サンドペーパーやナイロンパッド
  • スクレーバー
  • マスカーやブルーシート、養生テープなどの養生材
  • ウエス
  • 塗料バケット(塗料を入れる容れ物)
  • スプレーガン(吹き付け塗装をする場合)
  • 高圧洗浄機

今では材料や道具をホームセンターなどで簡単に購入できます。

しかし、プロが使っている塗料はホームセンターには置いていません

ネットショッピングで購入することはできるかもしれませんが、塗装業者が取り扱っているほどの種類は少なく、必要な量を算出したり、塗料の相性のことも考えて選定したりするとなると、専門的な知識がない状態では、適切な塗料を調達するにはハードルが高いでしょう。

塗料の調達が困難、これがDIYで外壁塗装をすることをおすすめしない理由の一つです。

転落事故を起こす危険性がある

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外壁塗装では高所業もあります。

平屋だとはいえ、軒まで5mくらいはありますから、いくら脚立の高さだとしても転落する危険が伴われます。

外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

当然、二階建てなら足場を設置しなければなりません。

個人で足場を所有している人はいないと思いますので、足場業者に施工を依頼することになります。

いくらDIYとはいえ、足場だけは業者に頼ることになり、その費用は20万円ほど掛かります(建物の大きさや形状、敷地などで費用が変わります)。

地面から屋根までの高さは7mほどあり、この高さから転落したら大変です。

DIYで外壁塗装をするということは、このような危険性も覚悟しなければなりません。

塗装業者とDIYの費用比較

塗装業者DIY
51〜120万円ほど
(足場込み)
30〜40万円ほど
(足場代が20万円ほど、道具や塗料が10万円ほど)

塗装業者とDIYの費用を比較すると、やはりDIYのほうが断然費用を安く抑えられます。

しかし、上記でお伝えしたとおり、塗料調達のハードルが高いこと、仕上がりや作業中での事故などはすべて自己責任ということを考えると、費用だけで判断できるものではありません

それに外壁塗装は一度行ったら終わりでもありません。

築30年を想定すると、外壁塗装はそれまでに2〜3回ほど工事を行うことになります。

DIYでの塗装の仕上がりが悪いと、次に行う工事では下地処理の手間が増えて工事費が高くなる可能性も考えられます。

このように長期的な目で考えると、DIYよりも塗装業者に工事を依頼するほうが無難ではないでしょうか。

外壁塗装は無理をせずにプロにおまかせください!

外壁塗装はDIYできる?無理せずにプロにおまかせください!

外壁塗装は皆さんが思っているよりも手間がかかり、専門的な知識や技術力が求められます。

DIYで外壁塗装をすることは可能ではありますが、ここまでお伝えしたとおり、リスクも伴われます。

なによりもプロの業者でも一週間ほどの日数を要しますので、DIYならそれ以上時間が取られるでしょう。

これからすべてを一から始めるという方は、そもそも塗装に取り掛かるまでに時間をかけなければなりません。

それまでに建物は劣化していきますので、ここは無理をせずにプロにおまかせいただけると幸いです。

当社は建物診断や見積もりを無料で行っておりますので、外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。

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