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他、各種塗料取扱い
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屋根を新しくすることを考えている方は、きっとカバー工法もご検討されているかと思います。
カバー工法は既存屋根を残してその上に新しい屋根を被せる工法。
葺き替えと比べるとコストをお安く済ませられるのが魅力的ですよね。
もちろんカバー工法にもメリット・デメリットがありますので、それぞれをよく比較してご検討ください。
本記事では、屋根カバー工法のメリット・デメリットと葺き替えの比較について解説いたします。
カバー工法は葺き替えよりも工事費を抑えて屋根を新しくできます。
コストを抑えられるのはこのような理由があるからです。
・解体が最小限だから人件費を抑えられる
・既存屋根を残すから廃材が少なくて処分費が安い
・既存屋根を下地にするため、材料費を安く済ませられる
もちろんコストだけでカバー工法を選ぶのはおすすめできませんが、工事費を安く抑えたいと考えている方には優先度が高いリフォーム方法だと思います。
カバー工法 | 葺き替え |
1:足場設置 2:雪止め・役物の解体 3:ルーフィング(防水シート)敷設 4:ケラバ・軒先水切り取り付け〜屋根材本体設置 5:板金下地取り付け〜棟板金など役物取り付け 6:シーリング防水処理 7:仕上げ確認 9:足場解体 | 1:足場組み立て設置 2:既存屋根解体 3:野地板増し張り 4:ルーフィング敷設 5:新規屋根材設置 6:棟板金取り付け 7:コーキング防水処理 8:足場解体 9:工事完了 |
カバー工法は解体が最小限に抑えられ、野地板の増し張りがないため、葺き替えよりも工程数が少なくなっています。
工程数が少ない分、工事にかかる日数も短くなり、工事を早く終わらせることができます。
解体が抑えられているとはいえ、工事では大きな音がしばらく響きます。
あまりに長引くのはちょっと疲れてしまう……と感じている方は、工期が短くなることは大きなメリットですね。
遮音性とは音を遮る性能のこと、断熱性は熱の伝わりを防ぐ性能のことです。
カバー工法は、屋根が二重になる構造になるため、遮音性と断熱性が向上します。
断熱性が高くなると熱の伝わりが少なくなり、お部屋の環境が安定します。
昔のスレートはアスベストが含まれており、解体ではアスベストの飛散があるため、飛散リスクを抑えられるように対策が必要です。
カバー工法ならスレートはそのままですので、アスベストの飛散リスクが少なくなります。
アスベスト含有スレートは2004年以前に建てられた住宅に使われている可能性があります。
処分も通常と異なり高くなります。
元々の屋根の上に新しい屋根を被せる構造になるため、屋根が重くなります。
重心が上がることになり、地震の揺れが大きくなることから耐震性の低下が懸念されます。
カバー工法では、なるべく建物への負担を減らすために軽量な金属屋根やアスファルトシングルが採用されます。
このため、耐震性への影響は軽微と見做されていますが、建物によって構造設計が異なりますので、カバー工法でも十分に耐震性を確保できるか確認が必要です。
古い屋根が覆い隠されると内部で問題があった時に対処が難しくなります。
状況が悪いとせっかく新しくした屋根を解体しなければ修理できないこともあります。
このため、カバー工法を採用する際は、元々の屋根に問題がないか調査が必要です。
前述したように、古い屋根のところでトラブルがあると対処できなくなってしまうため、劣化が激しい屋根にはカバー工法で施工することができません。
雨漏りも同様でして、カバー工法で一時的に雨漏りは止まるかもしれませんが、それが数年、十数年と維持できるかはわかりません。
すでに雨漏りや劣化が進行している場合は、カバー工法よりも葺き替えにしていただくことをおすすめします。
葺き替えなら古くなった屋根を解体した時に内部の状況を確認できます。
それに代わり、カバー工法はあくまでも元々の屋根を残した形になるため、表面上の問題には対処できますが、目視できない内部のところまではわかりません。
カバー工法は建物に負担をかけないように、できるだけ屋根材が軽いことが求められます。
そのため、葺き替えのように自由に屋根材を選べるわけではありません。
カバー工法では軽量な金属屋根やアスファルトシングルが用いられます。
金属屋根は5kg/㎡、アスファルトシングルは10kg/㎡ほどです。
カバー工法 | 葺き替え | |
メリット | ・工事費を抑えられる ・工事期間が短い ・遮音性と断熱性が高まる ・アスベストの飛散リスクが少ない | ・屋根の寿命が延びる ・外観の見栄えがきれいになる ・屋根の雰囲気を変えられる ・下地の状態を確認できる ・下地から屋根を新しくできる ・屋根への負担が少ない ・屋根材の制限がない |
デメリット | ・屋根が重くなる ・元の屋根にトラブルがあると修理が難しい ・劣化が激しい屋根にはできない ・内部の状態を確認できない ・選択できる屋根材に制限がある | ・工事費が高い ・工事日数がかかる ・作業音が発生する |
カバー工法と葺き替えの比較はこちらです。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、将来的に長く安心して維持したい方は、葺き替えがおすすめです。
カバー工法がおすすめな方は、そこまで長く維持する必要がない方です。
近いうちにお引越しや建て替えなどのご予定がある方は、カバー工法ならコストを抑えられておすすめです。
いかがでしたか?
カバー工法はコストを抑えて屋根を新しくできるリフォーム方法です。
メリット・デメリットがありますので、葺き替えも比較しながらご希望にかなう方法をお選びください。
さいたま塗装本舗は建物診断や見積もりを無料で実施しておりますので、お住まいのことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
診断後はお客様のご希望にかなうプランをご提案させていただきます!
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