鉄が錆びる原因と錆の種類を解説!

外壁塗装では付帯部の塗装も大事なこと。
その付帯部にも鉄部や木部に分けられる部材があります。
文字どおり鉄部は鉄が使われている部材です。
現在では金属製品が増え、スチール(鋼)やトタンが使われている場合は、錆びないように塗装を定期的に行っていく必要があります。
もし、錆が進んでしまうと部材が朽ちてしまい機能が果たせなくなってしまいます。
本記事では鉄が錆びてしまう原因や錆の種類を中心にお話しさせていただきます!
鉄部に錆が発生する原因

一般的に使われる鉄は鋼(スチール)と呼ばれるもので、これは銑鉄(鉄鉱石などを高炉で溶かしてできる鉄のこと)から転炉や電気炉で不純物を除去し、炭素を調整してつくられます。
私たちが普段触れている鉄というものは、正しくは鋼(スチール)のことです。
※こちらの記事では鉄で統一いたします。
鉄の原料が鉄鉱石にありますので、酸化する原因がそろえば年数とともに錆びてきます。
じつは鉄が錆びることはとても自然な現象なのです。
少し前置きが長くなってしまいましたが、鉄が錆びる原因にはこちらのことがあります。
- 酸素
- 水
鉄が錆びる主な原因は酸素や水に触れることです。
つまり空気中にあるだけでも鉄は錆びてしまうということです。
だからこそ鉄は定期的に塗装して素地を保護する必要があるのです。
さらに酸性雨や排気ガスなどの有機化合物に触れることも錆を促進させる原因の一つです。
鉄が錆びる原因は他にもあって異種金属に触れて発生する異種金属接触腐食やもらい錆びがあります。
異種金属接触腐食やもらい錆は鉄以外の金属(ステンレスやアルミニウム、ステンレスなど)でも起こりますのでご注意ください。
錆びたまま放置するデメリット

鉄を錆びたまま放置するとこのようなデメリットがあります。
- 美観の低下
- 強度の低下
一般的に認識されているサビといえば赤錆です(詳しくは後述)。
赤錆は赤茶っぽい色をしています。
おそらくですが、錆びた手すりや階段などを見て「きれいだ」と思う人はいないかと思います。
全体に錆が広がると老朽している印象を強く与え、見栄えを著しく低下させます。
また、鉄が錆びることでとくに注意していただきたいのが強度の低下です。
鉄が錆びると腐食が進んで強度を低下させます。
長く放置すると鉄自体が脆くなってボロボロに朽ちてしまいます。
階段や手すりなど人がのる場所や動作を補助する場所は強度が低下すると大きな事故につながってしまうため要注意です。
錆の種類
錆にも種類があります。
金属によって発生する錆が異なり、良性なものから悪性なものまであります。
- 赤錆
- 青錆
- 白錆
- 黒錆
一般的なのは上記の錆です。
上記の錆について一つずつご説明します。
赤錆
赤錆は鉄に発生し、一般的に認識されている赤茶色っぽいのがこの赤錆です。
赤錆は酸化が進むことで素材そのものが脆弱して朽ちてしまいます。
青錆
青錆は銅に発生する錆の一種で、緑青(ろくしょう)とも呼ばれています。
銅が酸化することで不動態皮膜を形成し、銅そのものを保護する良性の錆です。
緑青は趣を感じさせられ、経年変化を楽しむことができます。
白錆
白錆はアルミや亜鉛に見られる錆の一種。
高温環境に長くさらされたり、温度変化、塩分、結露など様々な原因で発生します。
白錆も青錆と同様に保護被膜の働きがありますが、白い凹凸物ができるため美観低下につながります。
黒錆
黒錆は黒皮とも呼ばれており、錆びた鉄を還元することでつくられる良性の錆です。
黒錆は緻密な皮膜を形成するため、金属内部の腐食を食い止めることができます。
鍬(くわ)や鉄瓶、鍋といったものや神社仏閣に使われる蝶番や釘にも黒錆をつけた「黒染め処理」が用いられています。
鉄部の種類についてはこちらの記事をご覧ください。

鉄部が錆びるのを防ぐには塗装が一番!

ここまで鉄が錆びる原因や錆の種類についてお話しさせていただきました。
お住まいの鉄部で注意していただきたいのが赤錆による被害です。
赤錆は鉄を脆弱化させボロボロに朽ちらせてしまいます。
とくに階段や手すりといった人が触れる場所は大変な事故につながってしまうため気をつけておきましょう。
鉄を錆びから防ぐには「定期的に塗装すること」が最も重要です。
塗装は風雨や太陽光、排気ガスなどの汚染物から素材を保護する役割があります。
鉄部の塗装は10年前後を目安にご計画ください。

気になる症状があればさいたま塗装本舗にお任せください!

さいたま塗装本舗では建物診断や見積もりを無料で行っております。
鉄は一度錆びてしまうと元に戻せなくなってしまうため、いいタイミングで塗装することが大切です。
色褪せやチョーキング、汚れの目立ち、クラックなどの劣化症状も塗装を考えていただく大事なサインです。
もし、気になる症状を見つけましたら診断いたしますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
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