「遮熱塗料は効果なし」は本当?原因と失敗しない遮熱塗料の選び方

夏の暑さを軽減してくれる遮熱塗料。気温が高くなる季節だからこそ、この遮熱塗料は本領発揮します。しかし、「遮熱塗料を塗ったのに涼しくならなかった」という声を耳にすることがあります。塗ってみなければ結果がわからない……というのも遮熱塗料導入へのハードルを高くしている気がします。
せっかく遮熱塗料で塗ったのに効果が感じられない……なんてことがないように、本記事では、「遮熱塗料は効果がない」と言われてしまう理由と、失敗しない遮熱塗料の選び方を解説します!
「遮熱塗料は効果がない」と言われてしまう理由とは?

遮熱塗料の効果を実感できない背景には、いくつかの共通した原因があります。ここでは4つのケースを見ていきましょう。
建物の断熱性能が高い
断熱性能が高い住宅ほど遮熱塗料の効果を実感しにくい傾向があります。断熱材がしっかり機能している屋根では、そもそも熱の出入りが少なく室内環境が安定しているため、遮熱塗料による温度上昇の抑制効果が体感しづらいのです。逆に断熱性が低い建物は熱が伝わりやすいため、遮熱塗料の熱反射の効果で伝わる熱が軽減され、室温が下がる期待ができます。
塗料の組み合わせ・施工方法の誤り(施工不良)
遮熱塗料は専用の下塗り塗料を使う製品が多いです。下塗り塗料にも遮熱効果を備えているため、適切な塗料の組み合わせと施工が求められます。塗料の使用方法や施工に誤りがあると、塗料本来の性能を発揮できません。
汚れや劣化による遮熱性能の低下
遮熱塗料は表面に汚れが付着すると遮熱性能が低下します。また、塗料自体も年月とともに経年劣化するため、反射率が徐々に落ちていくのは避けられません。
こうした性能の低下を抑え、効果をできるだけ長く持続させるには、低汚染性・耐候性に優れた遮熱塗料を選ぶことが有効です。
体感効果への期待が大きすぎる
「効果なし」と感じてしまう背景には、期待値の高さが大きく影響しています。カタログや広告では劇的な温度軽減効果がアピールされていることが多いですが、実際の室温低下は1〜2℃程度にとどまることがほとんどで、体感しにくいのが実情です。遮熱塗料はあくまで太陽熱の反射による効果であり、エアコンのように涼しくなるものではない点は押さえておきましょう。
遮熱塗料のメリット・デメリット

遮熱塗料には多くのメリットがある一方、注意すべき点も存在します。
【メリット】
太陽熱を反射することで屋根表面の温度上昇を抑え、室内温度の上昇を緩和できす。夏場の冷房負荷が軽減されるため、電気代の節約にもつながります。また紫外線による劣化を抑える効果もあり、屋根材の保護にも役立ちます。
【デメリット】
汚れや経年劣化によって遮熱効果が徐々に落ちます。性能を持続させるには定期的な塗り替えが必要であり、コストもかかります。また、遮熱効果は建物の仕様や環境などに左右されるため、的確な見極めも求められます。
遮熱塗料のメリット・デメリットは以下の記事をご覧ください。

失敗しない遮熱塗料の選び方

日射反射率を確認する
遮熱塗料の性能は日射反射率で数値化されています。数値が高いほど反射性能が優れているため、カタログや試験データで確認しましょう。
遮熱塗料は色によって日射反射率が異なり、一般的に淡色は日射反射率が高く、濃色は低くなります。多くの製品では色ごとの日射反射率が記載されているため、遮熱効果をより重視したい方は、色選びの際にもこの数値を確認するとよいでしょう。
低汚染性・耐候性に優れた塗料を選ぶ
遮熱塗料は表面に汚れが付着すると遮熱性能が低下します。遮熱塗料は低汚染性に優れた塗料を選ぶことで、汚れによる反射率の低下を抑えることができます。
また、遮熱性能を長期的に維持するには耐候性も重要なポイントです。紫外線や風雨による劣化に強い塗料を選ぶことで、遮熱効果をより長く保つことができます。
実績のある施工業者に依頼する
遮熱塗料は専用の下塗り塗料が指定されているなど、塗料の相性や施工マニュアルを正しく守ることが性能発揮のカギとなります。そのため、信頼できる実績のある業者に依頼することが大切です。
業者選びの際は、必ず複数社から相見積もりを取り、金額や業者の質を比較しましょう。また、遮熱塗料の特徴や施工方法について丁寧に説明してくれるかどうかも、信頼できる業者を見極めるポイントです。
事前に建物の状態を詳しく調査してもらう
もともと断熱性能が高い建物は、遮熱塗料を塗っても効果を実感しにくい可能性があります。遮熱塗料の導入を検討する際は、自宅の断熱性能や屋根・外壁の状態を詳しく調査してもらい、本当に遮熱塗料の効果を得られる建物かどうかを見極めることが大切です。
遮熱塗料については以下の記事もご参考にしてください。

まとめ|さいたま塗装本舗では無料診断を実施しております!

遮熱塗料が「効果なし」と言われる背景には以下のことが考えられます。
- もともとの断熱性能が高い
- 塗料の組み合わせ・施工方法の誤り
- 汚れや経年劣化による性能低下
- 期待値と実際の効果とのギャップ
このようなさまざまな要因があるため、導入の際は以下のことをポイントに選ぶことをおすすめします。
- 日射反射率や色による違いを確認
- 低汚染性・耐候性に優れた製品を選ぶ
- 信頼できる実績のある業者に相見積もりを依頼
- 遮熱効果を発揮できる建物かしっかり調査してもらう
正しい知識をもとに選び方を見極めれば、遮熱塗料本来の効果をしっかり実感できます。さいたま塗装本舗では、これまでいくつもの遮熱塗料のご依頼をいただいております。
建物診断や見積もりは無料で実施しております。お客様に最適な塗料をご提案させていただきますので、もし遮熱塗料にご興味がありましたらお気軽にご相談ください!
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