折半屋根とは?特徴からメンテナンス方法、塗装のタイミング、塗料選びまで解説

折半屋根とは?特徴からメンテナンス方法、塗装のタイミング、塗料選びまで解説

工場や倉庫の屋根でよく見かける「折半屋根」は、鋼板に山と谷をつくり折り曲げた形状の屋根材です。軽量で施工性に優れ、広い面積を短期間で施工できることから大規模建築で重宝されている一方、スチールやトタンなどの金属素材は経年とともにサビや劣化が進みやすいという弱点もあります。金

属系の屋根で最も警戒しておきたいのが、錆びてしまうことです。一度錆びてしまうと元に戻せなくなってしまうため、なるべく錆びる前に塗装することを心がけたいです。

本記事では、折半屋根の特徴や形状の種類、塗装によるメンテナンス手順、そして塗り替えを検討すべきタイミングや塗料選びのポイントについて、わかりやすく解説します。

目次

工場や倉庫など大型建物に多い折半屋根

折半屋根とは?特徴からメンテナンス方法、塗装のタイミング、塗料選びまで解説

折半屋根とは、鋼板に山と谷をつくり折り曲げた形状の屋根材のことで、主に工場や倉庫、体育館といった大型の建物に採用されています。軽量でありながら強度が高く、広い面積を短期間で施工できることから、大規模建築で重宝されています。

素材にはガルバリウム鋼板やトタン(亜鉛メッキ鋼板)などが使われることが多く、価格や耐久性のバランスを見て選ばれています。

折半屋根の形状には、板同士の端部を折り曲げて固定する「はぜ締めタイプ」、板を重ねてボルトで留める「重ねタイプ」、専用の金具で嵌め込む「嵌合(かんごう)タイプ」の3種類があります。

スチールやトタンなどの金属素材は、表面の塗膜が劣化すると錆びてしまうため、定期的な塗装によるメンテナンスが欠かせません。

折半屋根のメンテナンス方法

折半屋根とは?特徴からメンテナンス方法、塗装のタイミング、塗料選びまで解説

折半屋根のメンテナンスは、基本的に塗装によって行います。塗膜が屋根材を保護する役割を担っているため、劣化を放置するとサビが広がり、穴あきや雨漏りにつながります。

塗装の手順は、次のとおりです。

  1. 高圧洗浄で屋根表面の汚れやサビ、剥離・白亜化した塗膜を洗い流す
  2. ケレン作業でサビを除去する
  3. 錆止め塗料で下塗りを行う
  4. 上塗り塗料を中塗り・上塗りの2回に分けて塗装を仕上げる

折半屋根は波型形状のため、平らな屋根材に比べて塗料の使用量が増えやすい点も特徴です。また高所作業になるため、必ず足場を設置し、徹底した安全対策が求められます。

足場は設置ごとに費用がかかるため、外壁塗装などの他の高所作業を伴う工事もまとめて行っておくと、足場を有効活用でき、メンテナンスコストの低減につながります。

足場代の節約については以下の記事でご紹介しておりますので、良ければこちらもご参考にしてください。

折半屋根を塗装するタイミング

折半屋根とは?特徴からメンテナンス方法、塗装のタイミング、塗料選びまで解説

折半屋根の塗装時期は、使用している塗料や立地環境によって異なりますが、一般的には10年程度が目安とされています。塗料の種類によって耐用年数の目安は異なります。

  • シリコン塗料:10〜15年
  • フッ素塗料:15年〜
  • 無機系塗料:15〜25年

また、折半屋根は金属素材のため熱を溜めやすく、夏場は屋根表面の温度が上昇しやすいという特徴があります。吸収した熱はそのまま屋内へと伝わり、室内温度を上昇させる原因となるため、表面温度の上昇を抑えることができる遮熱塗料がおすすめです。

遮熱塗料については以下の記事でご紹介しております。

屋根は、風雨や太陽光など屋外環境に常にさらされ、劣化が早い傾向にあります。屋根が先に傷んでしまわないように、外壁など他の箇所よりも耐候性を重視した塗料選びが大切です。

屋根塗料の選び方については以下の記事をご参考にしてください。

塗料の耐用年数は折半屋根の再塗装を考える目安となりますが、以下のような劣化を知らせるサインも塗装を検討するタイミングです。

  • 屋根が錆びている
  • チョーキング現象が発生している
  • 塗装が色褪せている
  • 塗装が剥がれている
  • 苔が繁殖している

海沿いの地域や工場の排気などにさらされる環境では、劣化が早まることもある(とくに金属系の屋根は塩害にお気をつけください)ため、定期的な点検を行い、早めの対応を心がけましょう。

もし、水が滴ってきたり、水が天井や壁に滲み出てきたりする場合は、雨漏りが疑われます。雨漏りは建物に甚大な被害を与えるため、少しでも疑わしい症状を見つけたら、早急に専門業者にご相談ください。迅速な対処が被害を最小限に食い止め、結果的に修理コストの負担も減らせます。

雨漏りについては以下の記事をご覧ください。

まとめ|屋根塗装ならさいたま塗装本舗にお任せください!

折半屋根とは?特徴からメンテナンス方法、塗装のタイミング、塗料選びまで解説

折半屋根は工場や倉庫などの大型建物に多く採用される屋根材で、はぜ締め・重ね・嵌合といった形状の違いがあります。スチールやトタンなどの金属素材は塗装によるメンテナンスが必須で、高圧洗浄・ケレン・下塗り・中塗り・上塗りという手順で施工し、10年程度を目安に塗り替えを検討しましょう。

また、耐候性の高い塗料や遮熱塗料を選ぶこともおすすめです。サビやチョーキングなどのサインを見逃さず、雨漏りが疑われる場合は早急に専門業者へ相談することが、建物を長持ちさせるポイントです。

さいたま塗装本舗では建物診断や見積もりを無料で実施しております。建物のメンテナンスのことで何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!

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