コーキング施工方法:打ち替えと増し打ちのメリット・デメリット

コーキング施工方法:打ち替えと増し打ちのメリット・デメリット

外壁の目地や開口部まわりに使われるコーキングは、建物を雨水から守る大切な存在です。ただ、補修方法には「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があり、違いが分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、コーキング工法の特徴とメリット・デメリットを分かりやすくお伝えします。

目次

コーキングとは?

コーキング施工方法:打ち替えと増し打ちのメリット・デメリット

コーキングとは、樹脂を原料とする充填材のことです。建物に生じる隙間を埋めて、雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。

サイディングやALCなどの外壁目地に打設するコーキングは、防水性に加えて、建材の動きを吸収する緩衝材としての働きもあります。

種類は大きく分けて、シリコーン系、変成シリコン系、ウレタン系の3つです。なかでもシリコーン系は塗装ができません。外壁塗装を同時に行う場合は、塗装可能なコーキングを適切に選ぶ必要があります。

一般的な耐用年数は10年ほどで、主な原因は紫外線による劣化です。変色、ひび割れ、痩せ(収縮)、硬質化、剥離といった症状が現れます。耐用年数を超えたときや劣化症状が見られたときは、メンテナンスを検討する目安となります。

劣化を放置すると、目地の隙間から雨水が入り込み、外壁内部の腐食や雨漏りにつながるおそれがあります。

コーキングの施工方法 打ち替えと増し打ちの違い

コーキング施工方法:打ち替えと増し打ちのメリット・デメリット

コーキングの施工方法は、「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の2つです。

打ち替え工法は、既存のコーキングを完全に撤去し、新しいコーキングを充填する方法です。コーキングのメンテナンスは、基本的にこの工法で行います。

増し打ち工法は、既存のコーキングを残したまま、その上から新しいコーキングを重ねて打つ方法です。主に、水の浸入リスクがある開口部で実施します。

増し打ちでは古いコーキングが残るため、メーカーが推奨する厚みを確保することが大切です。一般的には10mm以上とされています。充填する箇所が浅く厚みが足りない場合は、できる範囲で古いコーキングを撤去したり、三角形に充填したりして対応します。

どちらの工法にも向き不向きがあるため、劣化の状態や施工箇所を見極めて選ぶことが大切です。

コーキング打ち替えのメリット・デメリット

【打ち替え工法のメリット・デメリット】
メリット
・従来と同じように施工できる
・規定どおりの性能が期待でき、耐久性と防水性の向上につながる
デメリット
・古いコーキングを撤去する手間があり、時間を要する
・コーキングの使用量が増え、材料費がかさむ

コーキングの打ち替えのメリット

既存のコーキングが残らないため、新築時と同じ状態で施工できます。規定どおりの性能が期待できるので、耐久性と防水性の向上につながります。コーキングの厚みや接着面を確実に確保できる点も、大きな強みです。

コーキングの打ち替えのデメリット

古いコーキングを撤去する手間がかかるため、作業時間が長くなります。また、コーキングの使用量が増えるので、増し打ちよりも材料費がかさみます。

ただし、コーキングのメンテナンスは打ち替えが基本です。建物を長く維持するうえでは、大きな意味を持ちます

コーキング増し打ちのメリット・デメリット

【増し打ち工法のメリット・デメリット】
メリット
・開口部などの水の侵入リスクがある箇所では安全策となる
・防水紙を傷つけるリスクが低い
・コーキング使用量や手間が少なく、工期が短くなり、コストを抑えられる
デメリット
・コーキングの厚みが薄くなりやすい
・厚みが1〜2mm程度では効果が期待できず、すぐに剥がれるリスクがある

コーキング増し打ちのメリット

開口部など、水の浸入リスクがある箇所では安全策となります。既存のコーキングを撤去する際、カッターの刃を深く押し込むと、外壁内部の防水紙を傷つけてしまうおそれがあります。

増し打ちであればそのリスクを低く抑えられます。コーキングの使用量や作業の手間が打ち替えより少ないため、工期が短くなり、コストも抑えられます。

コーキング増し打ちのデメリット

最も注意したいのは、コーキングの厚みが薄くなることです。厚みが1〜2mm程度では、新しくしても十分な効果が期待できません。それどころか、すぐに剥がれてしまうリスクもあります。増し打ち工法は開口部や入隅など、適した箇所に限って用いることが重要です。

まとめ|さいたま塗装本舗では無料診断を実施しております!

コーキング施工方法:打ち替えと増し打ちのメリット・デメリット

コーキングの補修には、打ち替えと増し打ちの2つの工法があります。基本となるのは、耐久性と防水性を高められる打ち替えです。一方、開口部のように防水紙を傷つけたくない箇所では、増し打ちが有効な選択肢となります。

【打ち替え工法のメリット・デメリット】
メリット
・従来と同じように施工できる
・規定どおりの性能が期待でき、耐久性と防水性の向上につながる
デメリット
・古いコーキングを撤去する手間があり、時間を要する
・コーキングの使用量が増え、材料費がかさむ

【増し打ち工法のメリット・デメリット】
メリット
・開口部などの水の侵入リスクがある箇所では安全策となる
・防水紙を傷つけるリスクが低い
・コーキング使用量や手間が少なく、工期が短くなり、コストを抑えられる
デメリット
・コーキングの厚みが薄くなりやすい
・厚みが1〜2mm程度では効果が期待できず、すぐに剥がれるリスクがある

大切なのは、劣化症状や施工箇所に合わせて工法を使い分けることです。さいたま塗装本舗では現地調査を実施し、建物の状態をふまえ最適な工事プランをご提案させていただきます。

建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、お住まいのことで何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

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