外壁塗装や屋根塗装で起こり得る失敗とは？起こりやすい失敗例を5つご紹介
外壁塗装や屋根塗装工事では「思っていたのと違う」「想像していたより高額」など、失敗が起こることがあります。
本記事では、外壁塗装や屋根塗装で起こり得る失敗を5つご紹介します。
塗装工事を検討されている方はぜひ参考にして、失敗のない塗装工事をおこなってください。
失敗例①イメージした色と実際の色が違う
塗装工事の失敗で1番多いのは、想像していた色と実際の色が異なるというトラブルです。
外壁塗装工事は決して安い工事ではないため、金額を意識することが多いと思いますが、色の違いについても意識することが大切です。
色の違いが起きる原因
外壁や屋根の塗装をする際、色で悩まれる方は少なくありません。
色を決める際には色見本を使用しますが、色見本は小さいため「面積効果」という現象で実際の色と違うように感じてしまうことがあります。
面積効果とは、同じ色でも面積の大きさによって色の明るさや濃さなどが違って見える錯覚です。
小さな色見本では想像通りの色だったとしても、外壁の広い面積に塗ってみると、思ったより明るかったり暗かったりなどのトラブルが発生してしまうのです。
失敗しない色の選び方
前述の通り、小さな色見本では外壁に塗った際に色に違いが出てしまいます。
そのため、外壁塗装の色選びで失敗しない方法は、小さな色見本だけで全体の色を決めないことが色選びに失敗しないポイントです。
打ち合わせをする際、色見本だけで終わらせたいと思っている業者もいるかもしれませんが、色で失敗しない確実な方法は実際の外壁に試し塗りをしてもらうことです。
ただし、実際の外壁に塗った場合でもイメージより白っぽく感じることがあります。
外壁のような広い面積に塗装することで白っぽく感じることがあるのです。
色の違いで失敗しないためのもう1つの有効な手段が、実際の建物で色のイメージを伝えることです。
実際の建物で理想の色があれば、よりイメージに近づけることができるでしょう。
失敗例②予算オーバー
続いて外壁塗装や屋根塗装で多い失敗例は予算オーバーです。
予算オーバーといっても想像していたよりも見積もりが高かったケースや、相場と比較すると高かったケース、追加工事があったケースなど、さまざまなケースがあります。
相場よりも高くなる原因
外壁塗装を検討する際は、一般的に数社の業者から見積もりを取ることと思います。
しかしながら、何度も相談をし打ち合わせをおこなうことは面倒に思う方も多いでしょう。
家を建てたハウスメーカーさんに相談して業者を決める方も多く、信頼できる業者であれば数社から見積もりを取らなくても安心して依頼することができます。
しかし、信頼できる業者がいない場合は、自分で探して依頼することになります。
親身になって相談に乗ってくれる信頼できる業者を見つけるのはなかなか難しく、訪問業者の見積もりを信じてしまう方も少なくありません。
全ての訪問業者が悪いわけではありませんが、ほかと比較せずに決めてしまうと相場よりも高い金額になってしまうこともあります。
見積もりに載っていない追加工事とは
塗装工事では建物の状態によって必要な工程が異なるため、基本的には現地で調査をしてから見積もりをおこないます。
しかし、目視による診断になるため劣化状態を完全に把握することはできず、工事が始まってから補修箇所が見つかることもあり、そのような場合は追加費用がかかってしまうケースもあります。
劣化箇所が小さければそのまま補修して作業をすることもありますが、大きな補修工事が必要となる場合は追加費用がかかってしまいます。
なかには必要な工事を見積もりに記載していない業者もいるため、数社から見積もりを取ることはとても重要です。
失敗例③近隣トラブル
近隣トラブルも外壁塗装や屋根塗装工事でよく起こるトラブルです。
塗装工事が始まる前には、必ず事前に塗装業者が近隣の方々へ挨拶をしてまわりますが、なかには挨拶をしていなかったり工事の当日に挨拶をしたりなど、近隣の方々への配慮に欠けている業者もいます。
トラブル1：仮設足場工事
塗装工事において近隣トラブルが発生しやすい工程はいくつかありますが、そのなかでも仮設足場の組み立て時にはとくに注意が必要です。
仮設足場の設置が最初におこなう工程で、高所作業となる屋根塗装や外壁塗装では必ず設置します。
足場を組み立てるにはまず大量の足場を運搬してくる必要があり、足場を乗せたトラックが道路を塞いでしまうことで、近隣の方が通ることができずトラブルになることがあります。
また、足場はパイプをハンマーで叩いて組み立てるため、かなり大きな音が発生します。
そのため、必ず事前の挨拶で大きな音がしてしまうことや、その日程や時間帯まで詳しく説明して理解を得ておくことが大切です。
トラブル2：塗料の飛散
外壁塗装や屋根塗装をおこなう際には、近隣の家や車などに塗料が飛び散らないように十分に注意しながら塗装をおこないます。
しかし、その時の風向きや風の強さなどによって塗料が飛散してしまうこともあります。
とくに近隣の家との距離が近い場合は注意が必要で、しっかり飛散防止ネットを取り付けるなどの対策が必要です。
トラブル3：塗料の臭い
最近では、外壁塗装に臭いの少ない水性塗料を使用することも多いですが、それでも全く臭いがしないわけではありません。
そのため、臭いについての説明も事前の挨拶でしておくことが大切です。
また、臭いのトラブルは近隣の方よりも、養生で換気が十分ではない施主様との間で起きてしまうこともあるため注意が必要です。
失敗例④施工不良
外壁塗装や屋根塗装では施工不良によるトラブルも多いです。
必要な工程をしなかったり、下地調整が十分でなかったりなどが原因で施工不良に発展してしまうことがあります。
施工不良の原因
施工不良の主な原因は、必要な工程を怠ってしまうことです。
外壁塗装や屋根塗装では塗装工程だけでも下塗り・中塗り・上塗りの工程があり、そのほかにも塗装工事で欠かせない下地調整にもいくつかの工程があります。
どの工程にもそれぞれに重要な役割があるため、1つの工程を省くだけでも仕上がりに影響してしまい、施工不良につながってしまうのです。
工程が省かれてしまうのは、故意に作業を省いたことが原因の場合と、職人の知識不足が原因の場合が考えられます。
このようなことを防ぐためには、塗装工程や下地調整についてしっかりと把握しておき、きちんとおこなわれているかを確認することが大切です。
施工不良が起こりやすい場所
施工不良が起こりやすい場所は、下地調整がきちんとおこなわれていない場所になります。
スレート屋根の場合は、下地調整がされていないと下地への塗料の吸い込みにムラが出てしまいます。
また、外壁にクラックがあるのに補修せずに塗装した場合、施工後すぐにひび割れが発生するなどの施工不良が起こってしまいます。
しっかりと下地調整がされていれば施工不良が起こることは少ないですが、サイディング外壁など広い面積を塗装した際の継ぎムラでも施工不良が起こることもあるため、注意が必要です。
失敗例⑤高性能塗料に期待しすぎた
高性能塗料に期待しすぎてしまうことも、塗装工事で起こりやすいトラブルです。
少し前まではウレタンやシリコン塗料が主流でしたが、現在ではフッ素塗料や無機塗料、ラジカル塗料などさまざまな塗料があります。
最新の塗料というだけで高い費用を払って塗装工事をしてしまうことが、トラブルに発展してしまいます。
最新の塗料には高い性能が付いていますが、これはあくまでも研究結果であり実際には施工実績の少ない塗料になるのです。
遮熱塗料の性能とは
高性能塗料の1つに遮熱塗料があります。
屋根からの熱を抑えて室内を涼しくしてくれる遮熱塗料ですが、性能に期待しすぎると「想像していたより涼しくならない」といったトラブルに発展してしまうことがあります。
実際に遮熱塗料を使用した場合でも、室内は1～2℃程度気温が下がるだけで劇的に涼しくなるというわけではありません。
しかし、通常の塗料と比べると費用は倍近くすることがあるため、期待のしすぎには注意が必要です。
高耐久塗料の性能とは
シリコン塗料の耐用年数は10～12年ほどで、フッ素塗料になると15年ほどの耐用年数があります。
現在30年程度の耐用年数がある塗料はありませんが、高耐久の塗料として30年もメンテナンスフリーの塗料があると売り込んでくる業者もいます。
メンテナンスフリーという言葉に惹かれるかもしれませんが、建物の耐用年数を延ばすには定期的なメンテナンスが必要なことも忘れてはいけません。
当社では無料診断をおこなっております！
気になることやご不明な点などがありましたらお気軽にお問い合わせください。
＊K＊
蓮⽥市、さいたま市(⻄区、北区、⼤宮区、⾒沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区、岩槻区)、⾏⽥市、熊⾕市、⽻⽣市、加須市、鴻巣市、深⾕市、寄居町、東松⼭市、川越市、川⼝市、⾏⽥市、秩⽗市、所沢市、飯能市、本庄市、春⽇部市、狭⼭市、上尾市、草加市、越⾕市、蕨市、⼾⽥市、⼊間市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、⼋潮市、富士⾒市、三郷市、坂⼾市、幸手市、鶴ヶ島市、⽇⾼市、吉川市、ふじみ野市、⽩岡市、北足⽴郡、伊奈町、⼊間郡、三芳町、⽑呂⼭町、越⽣町、⽐企郡、滑川町、嵐⼭町、⼩川町、川島町、吉⾒町、鳩⼭町、ときがわ町、秩⽗郡、横瀬町、皆野町、⻑瀞町、⼩⿅野町、東秩⽗村、児⽟郡、美⾥町、神川町、上⾥町、⼤⾥郡、寄居町、南埼⽟郡、宮代町、北葛飾郡、杉⼾町、松伏町で、塗装工事、屋根工事のことなら、さいたま塗装本舗へお気軽にご相談ください。
