屋上・ベランダ防水工事が大切な理由
投稿日:2019.12.23 更新日:2023.1.18
普段なにげなく使っている屋上やベランダ。
ここは雨に濡れる場所なので、床には防水がされています。
この防水はとても重要なものでして、劣化したままにしておくと雨漏りを引き起こす恐れがあります。
本日は屋上やベランダに施工されている防水工事の大切な理由について解説していきたいと思います!
【屋上・ベランダ防水工事が大切な理由】
屋上やベランダ防水工事が大切な理由は、雨漏り防止のためです。
建物は雨ざらしになっていますので、室内に流れてこないように防水がされています。
その防水も経年劣化してだんだん性能が落ちてくるため、そのまま放っておいてしまうと直下にある室内への雨漏りが発生してしまいます。
また、雨漏りは天井や壁から水が滲み出てくるイメージを思い浮かべるかもしれませんが、必ずしも室内に症状が現れてくるというものでもありません。
小屋裏や壁の中だけで水が留まり、目で見えないところで水浸しになってしまっている可能性もあるのです。
ベランダ防水工事についてはこちらの「外壁塗装とベランダ防水工事は一緒にする方がいい?メンテナンスのタイミングはいつ?」もご参考にしてください。
【雨漏り被害】
雨漏りは一度でも起こすと建物に甚大なダメージを負わせてしまいます。
雨漏りを修理するにしても、工事規模が大きくなる傾向にあり、規模が大きくなる分だけ修理代は嵩んでしまうため、経済的にも痛い出費になってしまうでしょう。
また、それだけでなく、長期間の工事はストレスを抱えやすくもあります。
以下に雨漏りによる被害についてご説明いたします。
【内装クロスの汚損と生活空間の支障】
屋上やベランダの防水から侵入した雨水は、室内の天井もしくは壁にシミとして現れます。
現在の住宅のほとんどは天井や壁にクロスを貼っていますので、シミができると汚く見えてしまうでしょう。
天井や壁に現れたシミは、雨漏りの位置を特定することがとても難しくなります。
屋根裏でどういった経路を通って、天井にシミとして出てきたかはわかりません。
最悪の場合には、天井を剥がして雨漏りの箇所を特定する工事を行うことにもなります。
天井を剥がすことになると生活していた部屋を自由に使うことができなくなります。内装クロスの汚損だけでなく、普段の生活にも負担が出てしまいます。
【構造体が腐食して老朽化を早める】
長期間に渡って少しずつ雨漏りをした場合には、まわりの構造材にも影響していることがほとんどです。
木造の場合には湿気による劣化も考えられますし、鉄骨の場合には錆びなども心配ですね。
しかし、雨漏りを早期に発見することはなかなか難しいことです。
先ほどもお伝えしたように小屋裏や壁内だけで水が留まっていると、室内に症状が現れてこないため、雨漏りしていることに気が付きにくいのです。
室内にまで症状が現れたときには、すでに構造体が老朽化していた、なんてことにもなりかねません。
老朽化した建物は耐震性が落ちて決して安全とは言えません。地震大国の日本では、このような状態で住み続けるのは危険ですから、早急に修理する必要があります。
【カビによる健康被害】
雨漏りが起こると水に濡れるため、湿気が多くなります。
湿気が多くなるとカビが発生しやすくなり、健康被害をもたらします。
カビが増殖するとくしゃみや鼻水などのアレルギー症状が起こる恐れがあり、ダニの増殖、ネズミの侵入なども発生します。
このような不衛生な環境下で生活していくのは大きなストレスを抱えてしまうでしょう。
雨漏りについてはこちらの「雨漏りを放置すると危険!」をご覧ください。
【屋上・ベランダに採用されている防水工法】
防水工法はいくつか種類があります。
ここではよく採用されている「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」「アスファルト防水」の4つの防水工法をご紹介します。
【FRP防水】
一般的な住宅で採用されている防水工事としては、現在の主流はFRP防水です。
FRP防水は船舶などにも使用される、防水性の高い工事方法です。
防水性は高く、施工後の重量が軽いことで多くの住宅で採用されていますね。
しかし、FPR防水もメンテナンスフリーの工事方法ではないので、定期的な塗り替えなどが必要になります。
経年劣化の状態によっても変わりますが、劣化が進んでいない場合にはトップコートの塗り替えで済んでしまうこともありますよ。
雨漏りを未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスしかありませんね。
【ウレタン防水】
FRP防水と同じくらいによく用いられているのがウレタン防水です。
ウレタン防水はウレタン樹脂を塗布した防水層にトップコートで保護した工法です。
塗装で防水層を作りますので、柔軟性があり、複雑な形状でも施工可能です。
また、ウレタン特有の肉厚さと追従性により、FRP防水では向いていない面積の広い場所にも適しています。
ウレタン防水は通気干渉工法や密着工法があり、下地や施工状況に合わせて適切な工法を選べる利点があります。
【シート防水】
シート防水はビルの屋上に採用される防水工法です。
塩化ビニール樹脂や加硫ゴムを主成分としたシートを貼って防水層を作ります。
シートは既製品なため品質が安定しています。
FRP防水やウレタン防水の耐用年数が10年ほど。それに比べてシート防水は15年ほど保ちますので、耐久性に優れています。
また、下地を選ばずに施工できるメリットもあります。
【アスファルト防水】
アスファルトを含浸させた合成繊維不織布を何層にも重ねて防水層を作る工法がアスファルト防水です。
アスファルト防水は主にビルに採用されることが多いです。
水密性に優れていますので、露出仕上げや押さえコンクリート仕上げ、屋上緑化など仕上げ方法も多彩です。
当社は防水工事も承っております。詳しくはこちらの「防水工事」をご覧ください。
【防水工事をご検討していただく時期】
上記でご紹介した「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」「アスファルト防水」は、それぞれ耐用年数が異なります。
劣化具合でメンテナンス方法も変わってきますので、劣化症状が確認できる場合や10年ほどの年数が経過していましたら、一度工事が必要か専門業者に状態を見てもらってください。
当社は無料で建物診断を行なっておりますので、防水工事をご検討している方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
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