埼玉県春日部市 T様邸 屋根 タスペーサー設置
投稿日:2021.7.2 更新日:2022.4.8
埼玉県春日部市の塗装現場にて屋根のタスペーサー設置を行いましたので、今回はタスペーサーについてお伝えしたいと思います。
タスペーサーとは屋根材の間に挟んで縁切りの役割を持たせる部材です。
もともと屋根材は重なっているところに隙間があり、通気が取れていたり、屋根材の下に入った雨が抜けていくようにしてあったりします。
しかし、塗装をすると屋根材が塗料で密着してしまうため、密閉状態になり、湿気がこもり、雨も抜けなくなってしまいます。
屋根材の下に溜まる湿気や雨がルーフィングや野地板を痛めてしまうため、症状がひどくなると雨漏りを起こしてしまいます。
そのため、屋根の塗装では通気と雨が抜けていくように屋根材が重なっている部分に隙間を設けなければいけません。
その隙間を設けるために行うのが縁切りです。
タスペーサーが出る前はカッターで切り込みを入れて隙間を設けていましたが、タスペーサーが出たことで屋根材に部材を取り付けるのみと作業性が良くなり、精度も高くなりました。
屋根塗装では、縁切りやタスペーサーの取り付けが重要ですので、これから屋根塗装をお考えの方は、しっかりポイントを押さえておきましょう。
縁切りやタスペーサーについてはこちらの「下地調整の重要なポイント5 縁切り作業」でもお伝えしていますので、ぜひご参考にしてください。
*mu*