埼玉県春日部市 T様邸 外壁塗装工事 破風板の塗装
投稿日:2021.7.11 更新日:2022.4.8
今回は破風板の塗装の作業を現場レポートします。
破風板は木板や窯業板、ケイカル板を張って仕上げられていますが、ご依頼のあった建物の破風板は、外壁と同じようにパターン付けして仕上げられていました。
塗装をする際は、他の塗装と同じようにケレンを行って下地処理をしていきます。
下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。
下地処理後は下塗りをします。
下塗りは塗布面の劣化状態を見きわめて適した材料で塗装をすることが重要です。
ひび割れなどがある場合は追従性などを考慮してフィラーを塗ることもあります。
下塗り剤は塗装の土台となるところです。
もし、この土台がしっかりしていなければ塗装はすぐに剥がれてしまいます。
下塗りは下地との密着性が求められるので、現場に適した施工方法で仕上げていくことが大切です。
下塗り完了後は中塗りと上塗りをして塗装を仕上げていきます。
こちらの建物のようにパターン付けしている破風板は塗装の浮きやひび割れなどの劣化症状に注意しましょう。
ただでさえ破風板は水に触れやすいところですので、もし劣化や損傷があると、そこからどんどん痛めてしまいます。
塗装が下地から剥がれてしまうと既存の塗装を剥がして新しく模様をつけていかなければいけなくなってしまい、塗装の費用負担も大きくなってしまいます。
メンテナンスコストを抑え、建物状態を維持していくためにも定期的に状態を確認し、メンテナンスを行っておきましょう。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
*mu*