埼玉県さいたま市 外壁・屋根塗装工事 屋根 タスペーサーの設置
投稿日:2021.7.20 更新日:2022.4.8
今回の現場レポートは屋根塗装のタスペーサー設置についてご紹介していきます。
タスペーサーとは屋根の縁切りの役目を持つポリカーボネイト製の部材です。
屋根材は一枚一枚重ねて葺いてあり、屋根材が重なるところはわずかですが隙間があります。
この隙間は必要なもので、隙間があることで屋根に侵入した水を逃したり、湿気が溜まらず通気が取れるようになっています。
縁切りをしないと塗装後は塗料がくっつき隙間を塞いでしまうため、雨が抜けなくなり、湿気も通気が取れずこもってしまいます。
この状態が長く続くと防水材のルーフィングもどんどん傷んできてしまうため、いずれ雨漏りを引き起こす恐れがあります。
屋根を正常な状態に維持していくためには、屋根塗装の際に縁切りの作業が必要で、その工程がタスペーサーの設置になります。
タスペーサーが出る前はカッターで屋根一枚一枚に切り込みを入れて隙間をつくっていましたが、これは部材を差し込むだけと、施工が簡単になり等間隔で設置していくため精度も安定します。
屋根塗装では縁切りという工程が、屋根の状態を保つために非常に重要になってきますので、塗装工事をご検討の方は覚えておきましょう。
縁切りについてもっと知りたいという方は、こちらの「下地調整の重要なポイント5 縁切り作業」をご覧ください。
タスペーサーについてはこちらの「雨漏りから屋根を守る、タスペーサーとは」をご覧ください。
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