外壁塗装はただ塗るだけと思っていませんか?塗装前の下地処理の重要性

外壁塗装の画像

外壁塗装は下地処理がとても重要。

こんなことは聞いたことはありませんか?

塗装は塗るだけのように見えて、実は正しく施工しないとすぐに剥がれてしまうんです。

塗装を長持ちさせるには下地処理を念入りに行うことが必須です。

下地処理は塗装した後だと作業したかどうか目視で確認することはできません。

数年して下地処理の効果がわかってきますので、これから塗装工事を考えている方は下地処理の大切さを知っておきましょう。

それでは外壁塗装で行う下地処理についてを解説していきます。

目次

下地処理の目的

下地処理の画像【下地処理の目的】

まずは下地処理の目的を簡潔にお伝えします。

  • 塗装の密着性を高めるため
  • きれいな見栄えに仕上げるため
  • 塗装のひび割れなどの施工不良を防ぐため
  • 水が入ってこないようにするため

塗装は下地に密着していなければ短い期間で剥がれてしまいます。

つまりどんなにグレードが高く、耐久性に優れる塗料で塗装をしたとしても下地に塗装がくっついていなければ意味がないのです。

この塗装の密着性に関わるのが下地処理です。

塗装する下地に汚れや古くなった塗装が付着していれば塗装の付着力は落ちます。

例えていいますと、ゴミがついているところにテープを貼ってもちゃんとくっついてくれませんよね。

剥がれないようにテープを貼るには、ゴミを払ってきれいにしてから貼ると思います。

これと同じで塗装も下地に不純物がついていれば付着力は落ちて長持ちしません。

下地処理が重要と言われる所以はここにあります。

また、表面がデコボコだと塗装をしてもきれいな見栄えになりませんから、ケレンをして平滑にするのも下地処理の一つです。

その他にもクラックやコーキングの劣化は建物の性能を落とす要因となりますので、こういったところを塗装前に直しておくのも下地処理に含まれます。

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

外壁塗装で行う下地処理とは

コーキング打ち替えの画像【外壁塗装で行う下地処理とは】

それでは外壁塗装で行う下地処理とはどんな作業があるかを解説していきたいと思います。

下地処理の作業は一つだけではありませんので、以下に一つずつどんな作業かご説明していきます。

高圧洗浄

高圧洗浄は水に圧力をかけて建物に付着する汚れを落とします。

今では家庭用の高圧洗浄機も販売されていますが、工事に使う高圧洗浄機はとてもパワーがあり、その力は家庭用の8~12MPaに対して14~15MPaのパワーを持つ高圧洗浄機を使います。

先ほどもお伝えしたとおり、建物に汚れや古くなった塗装が残っていると塗装はつきづらくなりますので、足場を設置した後は建物の汚れを落とすために全体的に洗浄をします。

ケレン

ケレンはディスクサンダーなどの機械工具や皮すき、ヘラ、サンドペーパーなどの手工具を使って研磨する作業です。

ケレンは洗浄で落としきれない汚れや旧塗膜を除去し、塗装の密着性を高める下地処理の一つです。

また、経年劣化で塗布面は粗くなっていますので表面を平滑にして見栄えを整えるのもケレンの役割です。

補修

補修と書いてしまうとかなりざっくりとしていますが、年数が経過した建物はクラックなどの破損を起こしていることがあります。

外壁にかぎらず雨樋の破損、破風板などの木部の腐食、などなど不具合を起こしてしまっているところは塗装前に直しておく必要があります。

塗装をしてしまえば表面上は見えなくなり気にならなくなるかもしれませんが、状態が悪くなっているところを残しているのは変わりませんから、後々そこがトラブルを起こす可能性があります。

もし、工事後に不具合を起こしてしまうと、せっかく塗装したところを剥がさなければいけなくなってしまう恐れがあり、費用も倍に掛かってしまいますから傷んでいるところや破損しているところなどはしっかり補修しておきましょう。

コーキング

コーキングは建物の防水を担う大事な防水工事です。

コーキングは太陽の紫外線などが原因して経年劣化してきますから、定期的に打ち替える必要があります。

コーキングの劣化症状は、ひび割れや破断、浮き、剥がれなどがあります。

劣化していると水が入り雨漏りを引き起こす原因となります。

作業が塗装と被りますから、外壁塗装を行うときはコーキングも新しくしておきましょう。

コーキングについてはこちらから

クラックを放置してしまうのは危険

施工前の画像【クラックを放置してしまうのは危険】

外壁のクラックは建物によく見られる劣化症状です。

クラックにはヘアークラックと構造クラックがあり、損傷の程度により構造への影響があります。

また、どのクラックも水が入りますので、塗装の剥がれや下地の劣化を早める原因となります。

状態が深刻になると雨漏りを引き起こしますので、クラックのある状態を放置するのは禁物です。

雨漏りは構造体の腐食やシロアリを寄せ付ける恐れがあります。

ここまで被害が広がると修理するにも工事規模が大きくなり、その分の工事費用も発生してしまいます。

メンテナンスコストを抑えるには、適切なタイミングでメンテナンスすることです。

メンテナンスのタイミングを逃さないためにも普段から建物の状態を見ておきましょう。

当社は無料で建物診断を実施しておりますので、お家のことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

塗装の品質を決める!下地処理は必須

高圧洗浄の画像【塗装の品質を決める!下地処理は必須】

それでは、今回は外壁塗装で行う下地処理の重要性についてお伝えしてきました。

外壁塗装は、塗装がメインと思ってしまうかもしれませんが、一つ一つの工程を正しくしなければ塗装は長持ちする仕上がりにはなりません。

中でも下処理は塗装の耐久性を左右する一番はじめに行う工程の一つです。

下地処理がまともに行われていなければ、数年ほどで塗装は剥がれてしまいますので、これから塗装工事をされる方は、下地処理について業者から説明をもらっておくことをおすすめします。

下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理もご一緒にご覧ください。

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