ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

洗濯物を干している時に床にひび割れが……

こんなことはありませんか?

このひび割れは大丈夫?と不安になってしまうかと思います。ベランダやバルコニー、屋上などは雨ざらしになる場所ですから、水が染み込まないように防水されています。

床のひび割れは防水が劣化しているサインの一つ。そのまま放っておいてしまうと雨漏りを引き起こしてしまう恐れがありますので、適切な対応をとっていくことが大切です。

本日はベランダがひび割れてしまう原因やメンテナンスが必要なサイン、防水のメンテナンス方法についてお伝えします!

目次

【防水工法の種類】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

まず、防水工法の種類についてご説明します。防水工法は「塗膜防水」「アスファルト防水」「シート防水」などがあります、

よく戸建住宅に採用されるのが「塗膜防水」という工法です。

「塗膜防水」とは防水塗料で防水層をつくる工法の一つです。「塗膜防水」は「ウレタン防水」と「FRP」防水の2つの工法があります。

ベランダ防水の役割や工法の種類についてはこちらの「外壁塗装とベランダ防水工事は一緒にする方がいい?メンテナンスのタイミングはいつ?」をご覧ください。

ベランダのひび割れは、この「ウレタン防水」や「FRP防水」でよく起こります。それではどうしてひび割れが起こってしまうのか、その原因を次にご説明していきます。

【ベランダがひび割れてしまう原因】

ベランダがひび割れてしまう原因は「施工不良」と「経年劣化」が考えられます。

「施工不良」の場合は、工事をしてから早い時期に発生しますので、「工事をしたのにすぐにひび割れてきた」なんてことがありましたら、すぐに工事を依頼した業者にご連絡ください。適切な対応をしてもらうために、事前にアフターサポートや工事保証を実施しているか確認することが大切です。

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

もう一つの原因が「経年劣化」です。これがひび割れを起こす一番の原因です。

「ウレタン防水」や「FRP防水」の塗膜防水は、外壁塗装と同じように太陽光に波長域にある紫外線や風雨などで次第に劣化してきます。

塗膜防水は防水層の上に保護層としてトップコートが塗られています。よく目にするひび割れはトップコートが劣化して発生したものです。

「防水層に問題がなければ大丈夫」と思われるかもしれませんが、放っておいて大丈夫ということはありません。ひび割れたまま放置しておくと、問題が深刻化してしまう恐れがありますので適切な対応が必要です。

それでは、次にひび割れを放置するリスクについてお伝えします!

【そのまま放置してしまうと雨漏りを起こす危険性がある!】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

トップコートがひび割れている時点は、まだ防水層に問題がでていません。

しかし、防水層が大丈夫だからといって放置してしまうのは禁物。水が内部に入ってしまっている状態ですので、正常なトップコートも影響を受けて、塗膜が剥がれ、被害を広げてしまいます。

さらに劣化が進めば、今度は防水層にも問題が生じます。防水層に問題がでれば建物内に水が入り込んでしまうため、雨漏りを起こしてしまいます。

雨漏りは建物の寿命を縮める恐ろしいものですので、トップコートが劣化している時点でメンテナンスを行うことが大切です。

また、ひび割れを放置することは、雨漏りを引き起こすだけでなく、工事範囲を広げてメンテナンスコストを上げる原因にもなります。

ベランダからの雨漏りについてはこちらの「防水が古いままだと雨漏りの原因に?ベランダ・バルコニー・屋上の防水工事はしていますか?」もご参考にしてください。

【こんな症状があったらメンテナンスが必要なサイン】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

ベランダの防水を守ることは建物を長期的に保つことにつながります。ひび割れなどの劣化を進行させないために、メンテナンスが必要なサインを見逃さず、適切なタイミングで防水工事をすることです。

以下の症状が発生していたら、メンテナンスが必要なサインですので、見逃さないようにしましょう。

  • 塗膜がひび割れている
  • 塗膜が剥がれている
  • 塗膜が膨れている
  • 色あせ
  • チョーキング

※チョーキングとは塗料が劣化して白い粉が浮き出てくる現象のこと

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

ベランダは外から見える場所ではありませんので、傷んでいても放置されてしまうことが多いです。しかし、傷んだまま放置するその先は雨漏りですので、上記の症状を確認できましたら、専門業者にメンテナンスが必要か状態を見てもらいましょう。

当社は防水工事も承っております。防水工事のことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

防水工事についてはこちらから

【ベランダのメンテナンス方法】

ベランダのメンテナンス方法は以下の3つです。最後にお伝えするメンテナンスは防水を長持ちさせる大切なことですので、ぜひ定期的に行ってください。

  • トップコート塗装
  • 防水塗装
  • 清掃

【トップコート塗装】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

「ウレタン防水」と「FRP防水」はトップコートが塗布されています。ひび割れはトップコートが劣化して起こるものですので、この症状が見られたら(できれば色あせやチョーキングの初期段階が望ましいです)トップコートを再塗装しましょう。

トップコートの再塗装は5年サイクルが目安です。トップコートにもいろいろ種類がありますので、専門業者に点検してもらってから適切なトップコートを選びましょう。

【防水塗装】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

「ウレタン防水」や「FRP防水」の耐用年数を過ぎた後はトップコートの再塗装ではなく、防水層からつくりなおす工事が必要です。

「ウレタン防水」と「FRP防水」はともに耐用年数が10年ほどですから、10年以降は新たに防水工事を行ってください。

【清掃】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

最後におすすめしたいのが、ベランダの清掃です。定期的に清掃することは、防水を長持ちさせるコツですので、汚れを溜めないようにしましょう。

とくに注意していただきたいのがドレン(排水口)です。ドレンは水と一緒にゴミも流れてきて、排水口を堰き止めてしまいます。

水が溜まる状態になっていると劣化を早めるだけでなく、浸水の恐れもありますので、ドレンのところはこまめに掃除をしてください。

【メンテナンスが必要かな?と思ったら、ぜひ無料診断をご利用ください!】

ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説

これからも大切なお住まいを守っていくために、ベランダ防水は適切なタイミングでメンテナンスをしていかなければなりません。

もし、ひび割れが起きている場合は、メンテナンスのサインとなりますので、そのまま放っておいてしまわないようにしましょう。

防水の劣化は雨漏りを引き起こす恐れがあります。被害を大きくしないためにも定期的に防水の状態を確認することが大切です。

当社は無料で建物診断を行っております。ベランダ防水のメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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