外壁塗装をする前に知っておきたい塗装工程の乾燥時間について!

外壁塗装をする前に知っておきたい塗装工程の乾燥時間について!

外壁塗装はただ塗料を塗るだけ……と思っていませんか?

当然ですが、プロの職人がちゃんといるように塗装はとても奥深い工事。

適切な方法で塗装されていないと短期間でぺりぺりと外壁から塗装が剥がれてしまうでしょう。

外壁塗装は高額な工事です。

ですから、外壁塗装で失敗しないように工事を始める前に万全に準備しておきましょう!

外壁塗装を始める前にぜひ知っておいていただきたいのが「乾燥時間」です。

塗装工程の間には塗装を乾かすために乾燥時間を設けます。

この乾燥時間が適切にされていなと施工不良を起こしてしまいます。

それでは外壁塗装で大事な乾燥時間について解説していきますね!

目次

【外壁塗装で大事な乾燥時間とは?】

外壁塗装の工程は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程で行いますが、そのままトントンと工程が進むわけではありません。

実際の外壁塗装の工程はこのような流れです。

下塗り→乾燥時間→中塗り→上塗り

塗装した後はすぐに塗料を塗り重ねられるわけではなく、しっかり乾燥させる必要があります。

引用:日本ペイント パーフェクトトップ

乾燥時間は塗料のカタログに記載されています。

日本ペイントのパーフェクトトップの場合は、塗装をした後に3時間以上乾燥させる必要があるということです(カタログ記載の乾燥時間は23℃程度の場合です。気温で乾燥時間が変わります)。

外壁塗装の流れについてはこちらの「塗装工事の流れ」をご覧ください。

【乾燥時間を守らないとどうなる?】

外壁塗装をする前に知っておきたい塗装工程の乾燥時間について!

塗装が乾いていない状態とはどんな状態かというと、塗膜に水分が残っている状態です。

塗膜に水分が残った状態で塗料を塗り重ねてしまうと、塗膜の膨れや剥がれ、縮みなどの施工不良を起こすため、必ず適切な乾燥時間を設けることが大切です。

塗装の乾燥は4つのステップがあります。

  1. 指触乾燥:塗膜表面に触れても付着しないが、内部はまだ未硬化
  2. 半硬化乾燥:塗膜表面を擦ってシワやヨレが生じない
  3. 硬化乾燥:塗膜を強く擦っても傷や指紋がつかない
  4. 完全乾燥:乾燥最終段階。強度を保ち、薬品に触れても容易に溶け出さない

半硬化乾燥の状態で重ね塗りが可能です。

乾燥時間を守らずに塗装してしまうと塗料の性能を最大限発揮できないばかりか、一から塗装をやり直さなければなりません。

塗装工程では乾燥時間も重要な工程の一部なのです!

【乾燥時間は気温で変わる!乾燥させすぎも注意!】

塗装を乾燥させる時間は気温や天候などで変わります。

引用:日本ペイント パーフェクトトップ

日本ペイントのパーフェクトトップを例にすると乾燥時間はこのようになります。

  • 5〜10℃:重ね塗りできるまで8時間以上
  • 23℃:重ね塗りできるまで3時間以上
  • 30℃重ね塗りできるまで2時間以上

上記の乾燥時間を見ていただければ、気温が下がる冬は乾燥するまで時間がかかり、気温が上がる夏は乾燥が早いと言われているのがわかりますよね。

塗装する時期や気温、天候で乾燥時間が変わるため、的確な現場判断がとても大事となってきます!

外壁塗装は気温5℃未満、もしくは湿度85%以上である場合も塗装できませんのでご注意ください!

また、塗装してから放置しすぎてしまうのもいけません。

塗装が乾燥してから何日以内までに重ね塗りすることと指定されているため、施工マニュアルに従って塗装することが大事です。

【乾燥時間を想定した工事計画か工程表をもらって確認!】

外壁塗装をする前に知っておきたい塗装工程の乾燥時間について!

このように塗装工程の間には塗装を乾燥させる時間を設ける必要があります。

そのため1日で一気に作業が進むということはありません。

最も乾燥時間が短くても2時間を要します。

気温が低い場合は8時間以上です。

このような条件がありますから、あまりに工程が早く進むならばその業者は要注意です。

乾燥時間が不適切だと塗膜の膨れや縮み、剥離などの施工不良を起こして塗装をやり直さなければいけません。

工事は事前に工程表をもらいます。

このタイミングでちゃんと乾燥時間を想定した計画となっているか確認してくださいね!

外壁塗装の業者選びについてはこちらの「信頼できる外壁塗装業者を探す方法を解説します!」をご覧ください。

【まとめ 塗装の品質に大きく影響する乾燥時間】

外壁塗装をする前に知っておきたい塗装工程の乾燥時間について!

これから外壁塗装をお考えの方は、必ず乾燥時間を踏まえた工事計画となっているか業者から説明をもらい、工程表でも確認しましょう。

乾燥時間は塗装した後に塗膜をしっかり乾かす時間です。

塗膜が乾いていないうちに塗料を塗り重ねてしまうと塗膜が膨れたり、剥がれたりなど施工不良を起こします。

乾燥時間が不適切だと塗装の品質が著しく低下し、塗装をし直すため余計な時間も掛かってしまいます。

外壁塗装は高額工事ですから、簡単にやり直せるものではありません。

乾燥時間は塗料や作業を行う気温、天候などで変わりますが、2〜8時間以上の乾燥時間を必要としますので、これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひ今回ご紹介した乾燥時間のポイントを押さえて工事にお役立ててくださいね!

外壁塗装についてはこちらの「外壁塗装を始める前に知っておきたい基礎知識」もぜひご参考にしてください!

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