チョーキング現象とは？症状の確認方法とおすすめの塗料

外壁に触れた時に白い粉が付いたことはありませんか？

それは、そろそろ外壁塗装を考えていただく大事なサインです。

白い粉が浮き出てくる現象のことを「チョーキング現象」と呼びます。

チョーキングは、タイミングよく塗装を行なっていただく大事なポイントとなってきますので、ぜひ本記事でご紹介するポイントを押さえてくださいね！

【塗装が必要か気になったらチョーキングを確認しましょう！】

【チョーキング現象とは？】

塗膜が摩耗するとチョーキング現象が起きます。

チョーキング現象のことを白亜化とも呼び、塗り替えを考えていただくサインです。

チョーキング現象とは、塗膜の樹脂成分が劣化して、顔料が浮き出てくる現象のこと。

チョーキングの原因となるのは、白色顔料に使用される酸化チタンにあります。

酸化チタンは太陽の紫外線に触れることでラジカル（劣化因子）を発生させ、塗膜の主原料である樹脂が破壊され、次第に劣化していきます。

※現在はラジカルの発生を抑制する「ラジカル制御型塗料」もメーカーから販売されております。価格が抑えられ、耐用年数も長いという特徴がありますので、リーズナブルで長持ちする塗料をご希望している方は、ぜひ「ラジカル制御型塗料」をご検討してみてください。

ラジカル塗料についてはこちらの「パーフェクトトップ ラジカル制御式」をご覧ください。

【色褪せてきたなと思ったら外壁に触れてみてください！】

年数が経つと建物も色褪せや汚れなどが目立ち、外観の見栄えが落ちてきます。

そろそろ塗装が必要かな……と感じる頃でもありますので、その時はちょっと外壁に触れてみてください。

外壁に触れた時に白い粉が付着すれば、それはチョーキング現象が起きている証拠です。

塗膜の樹脂結合が破壊されている状態なため、塗膜本来の機能が果たせなくなっている状態です。

塗膜が摩耗すると水が染み込みやすくなり、外壁そのものにダメージを与えます。

色褪せてきたな、汚れてきたな、と感じたら塗膜が摩耗し、チョーキングが発生している可能性がありますので、ぜひ外壁に触れてみて確認してみてくださいね！

【見逃してはいけない劣化症状】

塗装はタイミングが重要です。

塗膜が劣化すると色褪せ以外にも様々な症状が発生しますので見逃さないようにご注意ください。

以下に劣化した塗膜に見られる症状を記載します。

• 色褪せ
• チョーキング
• クラック
• 剥離
• 汚れの付着
• コケやカビの発生
• 鉄部のサビ
• 木部の腐食

劣化症状についてはこちらの「塗膜が劣化する過程について。外壁塗装のベストタイミングはこんな症状！」をご覧ください。

【チョーキングが起こりにくい外壁】

外壁の中にはチョーキングが起こりにくいものもあります。

例えば無機物であるレンガがそうです。

また、有機物でも樹脂系サイディングは、樹脂に顔料が練り込まれているため、チョーキングが起きません。

他のサイディングでも光触媒コーティングされたもの、フッ素コーティングされたものなどは、チョーキングが起こりにくく、チョーキングの原因となる白色顔料が含まれていない色も同様です。

【外壁塗装は劣化症状初期の段階がベストタイミング！】

チョーキングは塗膜が摩耗して建物を保護できなくなっている状態です。

ただし、すぐに塗装しなければ深刻な状況になるというわけではありません。

もちろん、チョーキングが発生していれば水が染み込みやすい状態になっているため、外壁下地にも影響を与えてしまうでしょう。

ですが、すぐに雨漏りしたり、高額な下地補修が必要になったりすることはありませんのでご安心ください。

気になるのは「いつ外壁塗装をすればいいのか？」ということではないでしょうか。

チョーキングは外壁塗装を考えていただく一つのきっかけとなります。

塗膜の劣化過程は「褪色、ツヤ引け→チョーキング→クラック→剥離」の流れで進みます。

つまり、クラックまで劣化が進展してしまうと外壁下地までダメージを負ってしまうということです。

できればクラックに発展する前に外壁塗装を行っておくことが理想です。

そのためにもチョーキングが発生していたら、そのまま放置せずにそろそろ外壁塗装が必要だということを認識し、工事への準備に取り掛かることをおすすめします。

【チョーキングしにくい塗料】

有機塗料は年数の経過とともに劣化が進行していきますが、上述したチョーキングが起こりにくい外壁があるように、塗料の中にもチョーキングが起こりにくいものもあります。

チョーキングが起こりにくい塗料の一つは「ラジカル制御型」です。

ラジカル制御型は、太陽の紫外線を受けて発生するラジカルを抑制し、塗膜を構成する樹脂結合を守る機能が備わっています。

コストを抑えながらも従来のシリコン塗料よりも長持ちし、塗り替えサイクルが延びますので、長期的な目で見るとトータルコストの軽減が期待できます。

ただし、主原料となる樹脂はアクリルやシリコンであるため、後述するフッ素塗料や無機系塗料と比べると性能が劣ります。

フッ素塗料はフッ素樹脂を配合する塗料。

フライパンのコーティング剤にあるテフロン加工もフッ素樹脂です。

テフロン加工の効果をご存知の方ならその効果もお分かりいただけるのではないでしょうか？

フッ素塗料は、傷や汚れがつきにくく、強靭な塗膜を形成する特徴があります。

太陽の紫外線の影響を受けにくいことも心強く、長期にわたって大切なお住まいを守ってくれます。

また、紫外線による樹脂の分解がされにくいのは「無機系塗料」も同様です。

無機系塗料は、無機と有機のハイブリッド構造でして、無機成分を多く配合している塗料ほど耐久性に優れます。

フッ素塗料と無機塗料は、価格が高めに設定されていますが、塗り替えサイクルを考慮すると塗装に掛かる費用を抑えられる場合もあります。

それでも費用をさらに抑えたいと考えている方は、コストパフォーマンスに優れる「ラジカル制御型」がおすすめです。

【チョーキングが確認できたら、さいたま塗装本舗が実施する無料診断をご利用ください！】

チョーキングは外壁塗装を考えていただくきっかけになる重要なサインです。

チョーキングが起きていても、すぐに雨漏りなど深刻な状況に陥るわけではありませんので、冷静に判断して、これから行っていく塗装工事の準備を進めていきましょう。

チョーキングは外壁など（雨樋など他に劣化しているものにも発生します）に触れて確認できます。

白い粉が付着すればチョーキングが発生している証拠です。

建物の状態や塗装時期などを詳しく知りたい方は、ぜひさいたま塗装本舗が実施する建物診断をご利用ください。

建物診断は無料で実施しております。

診断後はお客様に最適な工事プランをご提案させていただきますので、これから外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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