ベランダからの雨漏りは要注意!気をつけたい症状と予防策を解説

ベランダからの雨漏りは要注意!気をつけたい症状と予防策を解説

天井から水がポタポタと落ちてきた……

突然こんなことが起きたらびっくりしてしまいますよね?

雨漏りは建物に大きな被害を与えるため、絶対に起こさせないことが大事。

とくにベランダからの雨漏りは、室内にも被害を与えてしまう可能性がかなり高くなっています。

本日はベランダから雨漏りした時の被害や気をつけたい症状と予防策を解説いたします!

目次

【どうしてベランダからの雨漏りは大変?】

ベランダからの雨漏りは要注意!気をつけたい症状と予防策を解説

雨漏りが発生しやすいところというと以下の箇所が該当します。

  • 屋根
  • 外壁
  • ベランダ(屋上やバルコニーなど防水がされているところ)

本日はこの中でもベランダにピックアップして解説したいと思います。

それではどうしてベランダからの雨漏りは大変なのかをお伝えします。

【ベランダの下にリビングがあるお家が多い】

ご自宅の間取りを見ていただくとどうでしょうか?

ベランダとリビングは採光を重視しますので、同じ方角に配置されることが多いです。

ベランダの下にはリビングがありませんか?

実はベランダの下にリビングがある間取りだと雨漏りが発生した時にリビングも大きな被害を受けてしまいます

リビングに被害を受けてしまう原因は、ベランダから入り込んだ水がそのまま下に流れてきてしまうからです。

リビングまで雨漏りしてしまうとこのような被害を受ける可能性があります。

  • 天井や壁のクロスが汚損する
  • 家具が汚損する
  • 家電が故障する
  • 床が濡れる
  • 照明器具がショートする

雨漏り修理だけでなく、壁紙やフローリングなどの内装工事や家具、家電の新調など復旧に掛かるお金の負担も大きくなってしまいます

【ベランダ側の外壁を張り替える必要が出てくる】

雨漏りは内部を濡らして下地を腐食させてしまいます。

下地が腐食するまで被害が進行すると外壁自体を張り替える必要が出てきてしまいます。

ベランダからの雨漏りは、雨漏りそのものの修理だけに留まらず、外壁の張り替えなど広範囲に工事が必要になる傾向にあります

もちろん、工事範囲が広くなればその分だけ費用も高額になってしまいます。

【これだけは気をつけたい症状】

ベランダからの雨漏りは要注意!気をつけたい症状と予防策を解説

ベランダからの雨漏りを防ぐために気をつけていただきたい症状があります。

それがこちらの3つです。

  • ドレンがゴミで塞がっていないか
  • 塗膜が劣化していないか(塗膜防水の場合)
  • 防水シートが捲れていないか

ベランダは防水層が保っていることで水の侵入を防いでいます。

防水工法は、ウレタン防水やFRP防水などの塗膜防水とシート防水、アスファルト防水があります。

耐用年数はそれぞれの工法で異なりますが、どの工法も年数が経過すれば劣化してきます。

この劣化症状を見逃さないことが雨漏りを防ぐことにおいて非常に重要となりますので、見逃さないようにしましょう。

防水工事についてはこちらの「防水が古いままだと雨漏りの原因に?ベランダ・バルコニー・屋上の防水工事はしていますか?」もご参考にしてください。

【ベランダからの雨漏りを防ぐ予防策】

【ドレンはこまめに掃除する】

ベランダからの雨漏りは要注意!気をつけたい症状と予防策を解説

ドレンとは排水口のことです。

水がそこに流れていくため、落ち葉などのゴミも一緒に集まります。

なにもせず放っておくとゴミでドレンを塞いでしまい、水を堰き止めてしまいます。

ドレンの水詰まりは、劣化を早めて雨漏りを引き起こす原因となります。

また、浸水を起こす可能性もありますので、ドレンのところはこまめに掃除を行いください。

【防水は適切な時期にメンテナンスをする】

ベランダからの雨漏りを防ぐためには、適切な時期に防水のメンテナンスをすることが最も大事と言えます。

防水が劣化していれば水が染み込みやすくなり、いずれは雨漏りへと発展してしまいます。

外から見えるところではなく、外観にも影響されない場所ですから、もしかすると後回しに考えてしまっているかもしれません。

しかし、劣化したまま放っておくリスクはとても大きいですので、防水が劣化していたらそのままにせずに状態に応じたメンテナンスを行いください。

ベランダのメンテナンスについてはこちらの「ベランダのひび割れはメンテナンスのサイン!原因とメンテナンス方法を解説」もご参考にしてください。

【普段からベランダの状態を見ておく】

防水の劣化をいち早く気づくには普段からベランダの状態を見ておくことです。

劣化症状は防水工法によって異なりますが、塗膜防水の場合は色褪せや汚れの付着、塗膜のひび割れ、塗膜剥離などがあり、シート防水の場合は、シートの捲れや反り、剥がれなどの症状が発生します。

5〜10年ほど経過しているとそれなりに劣化症状が現れてきますので、このタイミングで専門業者にメンテナンスが必要か点検してもらうことをおすすめします。

【ベランダの点検は当社の無料診断をご利用ください!】

雨漏りは建物の老朽化を早めて寿命をグッと縮めてしまいます。

ベランダは雨漏りの発生箇所として多いところの一つですが、屋根や外壁、窓よりも状態がどうなっているか確認しやすいです。

メンテナンスが必要か的確に判断することは中々難しいかと思いますので、少しでも変化が見られる場合は専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。

さいたま塗装本舗は無料で建物診断や見積もりを実施しておりますので、防水工事のことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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