棟板金工事のメンテナンス時期と工事の種類を解説!

棟板金工事のメンテナンス時期と工事の種類を解説!

屋根のてっぺんにある板金を棟板金といいます。

ここは風にあおられるところなので、古くなっていると棟板金が飛ばされてしまう被害が起きています。

棟板金は大きな部材ですから、風に飛ばされるとお隣のお家や車などを傷つけてしまう危険性があり、状態には注意して適切な時期にメンテナンスを行なっておきたいところです。

本記事では、棟板金工事のメンテナンス時期や工事の種類を解説いたします!

目次

棟板金とは?

屋根の頂点を棟と呼んでいます。

ここは屋根の継ぎ目ができ、その上を覆うように棟板金が取り付けられています。

棟板金はスレートや金属屋根に取り付けられており、アスファルトシングルの場合は、同質素材の棟部材が使われていることもあります。

瓦屋根はのし瓦や棟瓦のように専用の瓦を葺いています。

寄棟のように傾斜のところにも板金が取り付けられていますが、ここは隅棟または下り棟と呼ばれており、棟板金と同じ板金部材が取り付けられています。

屋根板金の種類は「屋根板金の種類と劣化症状別修理方法を解説!」で詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。

台風シーズンの7〜10月は要注意!

棟板金工事のメンテナンス時期と工事の種類を解説!

日本は毎年台風に見舞われ、建物に大きな被害を与えます。

棟板金も台風シーズンとなる7〜10月にかけて被害件数が多くなりますので、状態には注意しておきたいところです。

しかし、屋根は目視できるところではありませんので、傷んでいても気がつかずに放置されてしまいやすいです。

被害が出てしまってからでは遅いですから、当社では屋根の状態を保つためにも定期的に屋根点検の実施をおすすめしております。

屋根点検は10年周期が目安です。

さいたま塗装本舗は建物診断や見積もりを無料で行っておりますので、屋根の状態が気になっている方はお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

棟板金にこんな劣化症状があったらメンテナンス時期

棟板金工事のメンテナンス時期と工事の種類を解説!

棟板金の浮きや歪み

風にあおられ続けていると棟板金が浮いてきたり、歪んでしまったりします。

棟板金の下から風が吹き込みやすくなり、さらに外れやすくなっている状態です。

また、下地が雨で濡れてしまうため、棟板金を止める強度も低下してしまいます。

棟板金が外れている

棟板金が完全に外れると下地や屋根の継ぎ目が露出します。

雨水が内部に流れ込みやすくなり、劣化を早める原因に。

また、棟板金は大きな部材ですから周辺の建物や車にぶつかると傷をつけてしまいます。

歩いている人にぶつかってしまうと大変な事故になってしまうため、被害が出ないように事前に対策しておきましょう。

下地が腐食している

棟板金の下地は「貫板」という木材を使うのが一般的です。

木材は吸水性があり、一定の期間に水を吸い続けると腐食を起こします。

下地の強度が低下すれば、風への抵抗力が落ちて棟板金が外れやすくなります。

貫板にも防腐処理をしたものや腐食の心配がない樹脂製の下地があります。

耐久性を重視したい方は、こちらの下地材をご検討してみてください。

棟板金の釘が抜けている

棟板金は下地(貫板)に釘を打って固定しています。

棟板金の中は湿気がこもりますので、水気を帯びている状態と太陽の熱で乾燥される状態のサイクルで膨張と収縮を繰り返します。

棟板金が膨張と収縮を繰り返すことで釘穴が広がり、次第に釘が抜けてきます。

10年ほど経っていると釘が抜けかけてきているので、塗装時は先に釘を再打ち込みして補修します。

コーキングが劣化している

棟板金の継ぎ目や釘のところには、防水のためにコーキングを打っています。

コーキングの耐用年数は10年前後ですが、太陽光にさらされる屋根は早い時期に劣化症状が出てくるかもしれません。

コーキングが劣化するとひび割れや縮みが発生して内部に水が流れてきてしまいます。

コーキング工事についてはこちらの「コーキングのメンテナンス時期はいつ?」もご参考にしてください。

棟板金工事の種類

棟板金工事は大別するとこちらの工事があります。

  • 補修工事
  • 棟板金交換工事

棟板金の補修工事は他の工事とご一緒に!

棟板金工事のメンテナンス時期と工事の種類を解説!

補修工事には「コーキング工事」「釘補修」があります。

比較的に軽微な劣化症状で、工事の手間もそこまでかかりません。

補修だけ行うのは工事費が割高ですから、一緒にメンテナンスできる屋根塗装や外壁塗装などのタイミングで行うことをおすすめします。

補修とはいえ屋根の上で作業を行いますので足場が必要です。

足場代は15〜25万円ほどと高額ですから、まとめて工事をして足場代を節約ください。

足場代の節約についてはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。

棟板金交換工事

棟板金を交換する必要があるのはこのようなケースです。

  • 棟板金が歪んでいるまたは浮いている
  • 棟板金が外れてしまっている
  • 下地が腐食している
  • 棟板金が錆びて塗装で対応できない

棟板金は部分交換が可能なため、状態に応じてご検討してみてください。

また、昔から用いられているトタンは経年劣化で錆びてきますので、このタイミングで錆びにくいガルバリウム鋼板に交換するのもいいかもしれません。

腐食しにくい下地材もありますので、ご予算に合わせて考えてみてください。

まとめ

棟板金工事のメンテナンス時期と工事の種類を解説!

棟板金は毎年被害が多数発生しておりますので、状態には注意しておきましょう。

定期的な屋根点検が予防となりますので、10年を目安に点検の実施をおすすめします。

また、棟板金工事は高所作業で足場が必要な工事です。

足場を有効に活用するとコストの節約になりますので、外壁塗装や屋根塗装など他の足場が必要な工事もご一緒にご検討ください。

さいたま塗装本舗は建物診断や見積もりを無料で行っております。

お住まいのことでなにかお困りのことがございましたら診断いたしますので、お気軽にご相談ください!

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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