屋根板金が歪んでいたらどうすればいい?対処方法や予防、注意点を解説

ふと屋根を見たら屋根板金が歪んでいた……
このような体験はありませんか?
屋根板金は風の影響を受けやすく、傷んだまま放っておくと飛ばされてしまう可能性があります。大きさな部材ですから、風に飛ばされてしまわないようにしっかり対策することが大切です。
本記事では屋根板金が歪んでいたときの対処方法や予防、点検商法の注意点についてお伝えします。
屋根板金に不具合を見られたら、まずは専門業者にご連絡ください!

屋根板金はいくつか種類があります。
- 棟板金
- 雨押さえ
- 水切り
この3つの中で被害をよく受けるのが「棟板金」です。棟板金は屋根の頭頂部(棟)にある板金のこと。こちらは風の影響を強く受けて飛ばされてしまうことがあります。
もし、棟板金があきらかに歪んでいたり、浮いていたりしていたら、なるべく早急に専門業者にご相談ください。屋根は高所にあるため、ご自身で登ろうとすると連絡するリスクがあり、大変に危険です。屋根に関しましては、必ず専門業者におまかせください。

屋根板金に不具合が出る原因

① 経年劣化
屋根板金に不具合が出る原因は主に経年劣化です。風に長年あおられていると次第に変形してきますし、太陽の熱によって膨張と収縮を繰り返して釘も抜けてきます。屋根板金は下地に釘を効かせて固定していますが、それが次第に弱くなり、固定する強度が落ちてきます。
② 風の影響
台風のように一時的な強風でも屋根板金が耐えきれずに飛ばされてしまうことがあります。とくに7〜10月は台風シーズンなので要注意です。自然災害による損害は火災保険をご利用できますので、もし被害にあってしまった場合は火災保険を利用すると修理費の負担を軽減できます。
さいたま塗装本舗では火災保険のサポートも承っております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

屋根板金の修理方法

こちらでは屋根板金の修理方法を症状別にご紹介します。症状が浅いほど修理費の負担を減らせますので、そのまま放っておかないようにご注意ください。
① 症状が軽ければ部分補修
屋根板金の歪みや浮きなど変形が軽症、釘抜けはあるが、下地が良好など症状が軽い場合は部分的な補修で対応可能です。新たに部材を調達しなくても対処できるため、修理費の負担も軽くなります。
② 一部の屋根板金に歪みがあり修復が不可能なら部分交換
一部の範囲で釘を打っても下地に効かない、下地が腐食している、屋根板金の歪みが激しく、復旧が不可能などの場合は、不具合が出ている範囲の屋根板金を交換する必要があります。不具合が出ているところ以外が正常なら部分交換で対応できます。
③ 屋根板金全体が変形して修復不可な場合は全交換
屋根板金の歪みや下地の腐食など全体が激しく劣化しており、修復不可能な場合は、屋根板金をすべて交換する必要があります。築年数によっては屋根の下地や防水紙の寿命を考慮し、葺き替えや重ね葺き(カバー工法)もご検討ください。屋根を新しくしていただく時期は築20年以降からです。
屋根板金が飛ばされてしまったときの対処方法などはこちらのページもご参考にしてください。

訪問販売業者の点検商法に注意!怪しい業者なら他の業者に相談!

近年では「点検商法」という手口が多発しています。
・近くで工事をしていて、屋根板金が浮いているのが見えました。
・瓦が剥がれています。点検は無料なので屋根を登らせてください。
・キャンペーン中で点検を無料で行っています。
上記のように建物を指摘して点検を促し、不安をあおるなど強引に工事契約に結びつけようとするのが点検商法です。悪質な業者だと故意に建物を破壊するケースも見られ、工事を依頼してしまうと高額な費用を請求されます。
屋根はとくに指摘されることが多く、台風シーズンや天気が荒れた日は点検商法をする業者の動きが活発になります。あきらかに屋根が歪んでいたり、浮いていたりしたら目視で確認できますが、目視でも確認できない場合は、高い確率で問題ないことがほとんどです。そもそも目視でわからないのに、どうして業者がわかるのが不思議なところです。
ですが、突然訪問してきて建物を指定されたら不安になるかと思います。このような業者が来た場合は、速やかに断りを入れて、他の業者に点検してもらいましょう。絶対に点検商法をする業者に点検をさせてはいけません。
点検商法や悪徳業者についてはこちらのページで詳しく解説しております。
良ければこちらもご一緒にご覧ください。


屋根板金を守る予防方法

屋根板金を守る一番の方法は「定期的な点検」と「状態に応じたメンテナンス」です。屋根はなにも遮るものがなく、劣化が進みやすい場所です。10年もするといろいろな症状が出てくるため、このあたりを目安に屋根点検の実施をおすすめします。
修理では腐食する心配がない樹脂製の下地材や耐久性に優れるガルバリウム鋼板を取り入れるのもおすすめです。下地材や屋根板金の耐久性が高まるとメンテナンスする頻度を減らすことができます。
屋根板金を長持ちさせる予防方法についてはこちらのページもご参考にしてください。

まとめ|屋根に気になるところがありましたらお気軽にご相談ください!
屋根板金が歪んでいたり、浮いていたりしたら、まずは専門業者に早急にご相談ください。そのまま放っておくと屋根板金が風に飛ばされてしまう可能性があります。
屋根板金は被害が多いため、業者の中には点検商法のような手口を使う悪徳業者もいます。突然訪問してきて不安をあおったり、強引に点検や契約へと促そうとしたりする業者には注意してください。トラブルの原因となるため、絶対に点検や契約をしてはいけません。
屋根板金は定期的な点検が予防となります。屋根点検は10年ほどが目安です。もし、屋根のことで気になるところがありましたら、当店では無料診断を行なっておりますので、ぜひご利用ください。
“mu”
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