コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

外壁塗装と一緒によく行われるのがコーキング工事。

コーキングは紫外線などの影響によりひび割れなどの経年劣化を起こすため、10年くらいを目安にメンテナンスを行う必要があります。

本記事ではコーキングの「打ち替え」と「増し打ち」について解説いたします。

業者から渡される見積もりを見極める上でとても大事なポイントとなりますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

コーキングとは?どんな目的で工事する?

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

コーキングとは?

コーキングは樹脂を原料とする外壁目地や窓などの開口部、部材の継ぎ目などの隙間埋めに使われる充填材です。

・シリコン系
・変成シリコン系
・ウレタン系
・アクリル系

コーキングは上記の種類があり、用途によって使い分けています。

コーキングのことをシーリングとも呼んでおり、一般的に同じものと扱っています。

コーキング工事をする目的

コーキングは太陽の紫外線などの影響により添加される可塑剤が流出して劣化を起こします。

コーキングは水の侵入を防ぐ目的で使われていますが、劣化するとひび割れや痩せ、剥離などを起こして水が内部に流れ込みやすくなります。

コーキング工事は新しく打ち直して水の侵入経路を断ち、建物の防水性を高めることを目的に行われます

コーキングの打ち替えと増し打ちの違い

コーキングの施工方法は「打ち替え」と「増し打ち」があります。

それぞれ目的が異なり、状況に適した方法で施工を行います。

こちらでは「打ち替え」と「増し打ち」の違いについてお話しさせていただきます。

コーキング打ち替え

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

打ち替えは古くなったコーキングを撤去してから新しいコーキングを充填する工法です。

コーキングを新しくする際は基本的に打ち替えで行います。

コーキング増し打ち

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

増し打ちは既存コーキングの上に新しいコーキングを充填する工法です。

窓などの水の侵入リスクの高い場所で用いられる工法です。

打ち替えと増し打ちの使い分け

コーキング工事は基本的に打ち替えで行う

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

コーキング工事は基本的に打ち替えで行います。コーキングには推奨される厚みがあり、打ち替えなら推奨される厚みを問題なく確保できます。

コーキングの厚みが1〜2mm程度しか確保されていないケースも見られるため、なんでも増し打ちを提案してくる業者は要注意です。

水の侵入リスクがある場所は増し打ちで施工する

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

水が内部に侵入しやすい場所は増し打ちで行います。水が侵入しやすい場所とは窓や玄関などの開口部です。また、入隅ではカッターの刃が入りにくいため、ここでも増し打ちで行うことが多くあります。

外壁の下には防水紙が張られており、コーキングを撤去する際に無理にカッターの刃を奥までいれてしまうと中にある防水紙を傷つける恐れがあります。防水紙が傷つくと雨漏りするリスクが高まります

増し打ちは充填深さが浅くなるため、推奨される厚みを確保できるように三角コーキングなど工夫して施工します。

コーキング厚は10mm以上が推奨されています

コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

コーキングの厚みはメーカーごとに異なりますが、一般的に10mm以上の厚みの確保を推奨しています。

増し打ちではどうしても充填する深さが浅くなるため、三角コーキングなど厚みを確保できる工夫をして施工します。

コーキング工事についてはこちらの記事でもいろいろとご紹介しておりますので、良ければご参考にしてください。

コーキングの施工は適切な方法で行う必要があります!

ここまでコーキングの施工方法についてお伝えしてきました。

コーキングの施工方法にはこちらの2つがあります。

  • 打ち替え:既存コーキングを撤去してから新しいコーキング打設する方法
  • 増し打ち:既存コーキングを残し、その上に新しいコーキングを打設する方法

コーキングは建物に生じる隙間に充填して水の侵入を防ぐことが役割にあります。

誤った施工は雨漏りへと導いてしまうため、水に関わるところほど適切な方法で行われていなければなりません。

コーキング工事は基本的に打ち替えで行います。

気をつけていただきたいのが、見積もりに「増し打ち」と書いてある場合です。

窓まわりなど水の侵入リスクがある箇所は増し打ちで施工しますが、どこにでも用いる施工方法ではありません。

増し打ちではコーキングの充填深さが浅くなるため、コーキング厚をちゃんと確保されているか気にしておきましょう。

推奨されている厚みは10mm以上です。

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コーキングの打ち替えと増し打ちの使い分け方

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