外壁塗装の塗料はどんなところをポイントに選べばいい?

外壁塗装はどんなところをポイントに塗料を選べばいい?

塗装工事をするのなら使用する塗料にこだわりたいですよね?

しかし、選べる塗料はたくさん種類があります。

選択肢が幅広いのはいいことですが、その中で選ばなければいけないのも中々至難の業。

そこで本記事では、外壁塗装の塗料を選ぶポイントをご紹介したいと思います。

目次

外壁塗装で使用する塗料の基本的なこと

まずは塗料の基本的なポイントをご説明します。

塗装工事ではは樹脂を主成分とする「樹脂塗料」を使用します。

樹脂塗料にはその主成分となる樹脂の種類があり、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などがあります。

  • アクリル塗料:耐用年数5〜7年
  • ウレタン塗料:耐用年数7〜10年
  • シリコン塗料:耐用年数10〜15年
  • フッ素塗料:耐用年数15年〜
  • 無機塗料:耐用年数15〜25年

上記のように各樹脂塗料で耐用年数が異なります

外壁塗装・屋根塗装はどんなところをポイントに塗料を選べばいい?

もう一つポイントとなるのが塗料の構成です。

樹脂塗料はこちらの構成でつくられています。

「樹脂」+「顔料」+「添加剤」+「希釈剤」

樹脂は先程お伝えした塗料の主成分のこと。

顔料は着色するもので、この顔料を除いた無色透明の塗料がサイディングによく使われるクリヤー塗料です。

添加剤は塗料に防カビや防汚、防腐、遮熱などの機能性を付与するものです。

最後に希釈剤は、塗料を液体にするために混ぜるもので、油性ならシンナーなどの溶剤、水性なら水が希釈剤になります。

塗料については「外壁塗料の機能と種類、塗料の選び方」でもお伝えしておりますので、良ければこちらもご覧ください。

外壁塗装・屋根塗装の塗料を選ぶポイント

シリコン塗料でも何十種類とあるように、どれが希望に適う塗料なのか見極めるのはとても難しいですよね。

たしかに塗料は数え切れないほどたくさんありますが、こちらのポイントを押さえておくことである程度の塗料を絞ることができます。

ぜひ塗料を選ぶときは、これからご紹介するポイントをご参考にしてくださいね!

外壁塗料を選ぶポイント

外壁塗装はどんなところをポイントに塗料を選べばいい?

外壁塗料を選ぶポイント① 耐用年数を決める

「外壁塗装で使用する塗料の基本的なこと」の項でもお伝えしたとおり、塗料には耐用年数があります。

耐用年数を決めておくということは、次の塗替え時期が決まるということにもなります。

塗料を選ぶときは、どれくらい保ってほしいかと同時に次の塗り替え時期をいつ頃にするかを考えてお選びください。

外壁塗料を選ぶポイント② 予算を決める

予算は切っても切れない要素です。

塗料もリーズナブルな価格からハイグレードなものまで幅広くあります。

予算を決めておくとその範囲内で塗料を絞ることができます

価格が高いほど高機能ではありますが、必ずしもその塗料が最適というわけではありませんのでご注意ください。

外壁塗料を選ぶポイント③ 欲しい機能を決める

塗料には低汚染性、防藻性、防カビ性、遮熱性など様々な機能があります。

各塗料で特化している性能が異なるため、必要としている機能に強い塗料をお選びください。

例えば外壁が汚れやすい場合は、低汚染性の塗料が適していますし、熱の伝わりを抑えたい場合は遮熱塗料が適しています。

外壁塗料を選ぶポイント④ 外壁と付帯部で塗料を使い分ける

付帯部とは外壁や屋根以外の建物に付属する部材のことです。

抜粋すると屋外フードや軒天井、雨樋などがあります。

塗料は外壁と付帯部で別々の種類を使い分けることができます

予算を抑えるために、外壁は性能の高い塗料にして、付帯部は価格を抑えたウレタン塗料にするなどできます。

付帯部についてはこちらの「外壁塗装にある付帯部はどこのこと?塗り忘れにご注意!」をご覧ください。

外壁塗料を選ぶポイント⑤ 素材や環境に適した塗料を選ぶ

素材や環境に合わせて塗料を選ぶことも大切です。

  • コケやカビが生えやすいところなら防カビ性や防藻性を得意とする塗料
  • 汚れやすいなら低汚染性に強い塗料
  • 軒天井のように湿気がこもりやすいところなら透湿性の塗料

このように環境や素材に合わせた塗料選びが大切です。

軒天井についてはこちらの「軒天井は湿気がこもり、傷みやすい!劣化原因と対策方法」をご覧ください。

外壁塗料を選ぶポイント⑥ 艶ありと艶消しをチェックする

塗料には艶ありと艶消しなど光沢のレベルを選べます。

艶ありならほとんどの塗料に用意されているので艶が欲しい方は問題ありませんが、もし艶消しや3分つやなど艶を抑えた仕上げにしたい場合は、艶あり以外の艶のレベルが用意されている塗料かご確認ください。

塗料の中には、3分つやのみの塗料や艶ありしかない塗料もあります。

ご希望している艶が用意されているか確認することも塗料を選ぶ大事なポイントです。

外壁塗装でお悩みでしたらさいたまと総本舗にお任せください!

外壁塗装はどんなところをポイントに塗料を選べばいい?

塗装工事で使用する塗料は、今後のお住いの持続性や次の塗替え時期、外観の印象などとても大事な要素に影響します。

たくさん種類はありますが、焦って決めてしまわないようにこだわって塗料をお選びください。

塗料選びに困ったら、まずは大手塗料メーカーのものから選ぶことをおすすめします。

さいたま塗装本舗は建物診断の結果をもとにお客様にぴったりな塗料をご提案させていただきますので、これから塗装工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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