外壁塗装のポイント|鉄部塗装の流れとポイントを解説!

建物にはいろんな部材がありますが、その中にある鉄部も定期的な塗装が必要です。
鉄部の厄介なところは、一度錆びてしまうと何度も繰り返されてしまうこと。
さらに症状がひどくなれば部材そのものが朽ちてしまいます。
鉄部は付帯部に含まれています。
塩ビやモルタル、窯業系サイディングなどとはちょっと違う塗装工程になりますので、これから外壁塗装をご計画されている方は、鉄部塗装の流れをぜひチェックしてみてください。
本記事では鉄部塗装の流れと塗装のポイントを解説します!
鉄部とは?建物に設置してある鉄部の種類

鉄部とは?
鉄部は文字どおり鉄製の部材のこと。
金属製の部材でもアルミやステンレス、ガルバリウムなどの種類がありますが、塗装が必要なのはトタンと呼ばれる亜鉛メッキ鋼板やスチール(鋼)です。
一般的に鉄と呼んでいるのはスチール(鋼)のことです。
トタンとスチールは経年劣化で水や空気に触れてサビを発生させます。
鉄部の種類
建物に設置してある鉄部はこのような種類があります。
- 霧よけ庇
- ベランダ笠木
- フェンス
- 水切り
- 門扉
- 雨戸、戸袋
- シャッターボックス
- 雨樋金具
- 鉄管
- 玄関
- 物置
他にもいろいろとあり、建物によって取り付けてあるものが違います。
鉄部も他の付帯部と同様に業者によって塗装対応が異なるため、どこを塗装するかちゃんと確認しておくことが大事です。
鉄部についてはこちらの記事でもご紹介しております。


鉄部塗装の流れと塗装のポイント

それでは鉄部塗装の流れと各工程の塗装ポイントをお伝えします。
鉄部塗装は基本的にこのような手順で進めています。
- 高圧洗浄
- 下地処理 ケレン
- 錆止め下塗り
- 中塗り〜上塗り
上記の各工程についてご説明します。
1:高圧洗浄
高圧洗浄は塗装面に付着する汚れや劣化した塗料の粉化物をきれいに洗い流す作業です。
外壁塗装工事では足場を組んだ次の工程でして、工事二日目に行うのが一般的です。
洗浄後は乾かすために1〜2日ほど日をあけます。

2:下地処理 ケレン

鉄部塗装で重要なのがケレンです。
ケレンとは下地処理で行う作業の一つ。
サンドペーパーやナイロンパッド、スクレーパーなどの道具を使ってサビを落とします。
サビがひどい場合はディスクサンダーといった電動工具を使うこともあります。
サビは塗料の付着力を悪くさせるために、ケレンを念入りに行ってサビを取り除いておくことが大事です。
サビが発生していなくても年数の経過で下地が荒れているため、ケレンで下地を整えて塗料が密着しやすい状態に調整します。
ここで気をつけていただきたいポイントがあります。
それはケレンでサビを落とせるとはいえ、できる限度があるということです。
ケレンは下地を削り取っているため、あまりにサビの侵食が激しいと穴があいてしまいます。
腐食が激しい場合はサビを残して塗装するか(この場合は耐久性が落ちる可能性があります)、溶接や交換での対応が必要です。

3:錆止め下塗り

下地処理を終えたら下塗りに移ります。
鉄部ではエポキシ系の錆止め塗料で下塗りするのが一般的です。
錆止め塗料には特殊な顔料が配合されており、錆の発生を抑制する効果があります。
そもそも鉄に発生するサビは水や空気に触れることで酸化を起こします。
錆止め塗料はサビを発生させる素地を塗膜で覆い、酸化する原因となる水や空気をシャットアウトします。
また、プライマーとしての効果もあり、錆止め塗料を塗っておくとこの後の上塗り剤の密着性がよくなります。
4:中塗り〜上塗り
仕上げは外壁でも使用する上塗り剤を塗ります。
多くの上塗り剤は2回塗りで仕上げます。
2回に分けているため中塗りと上塗りで工程を呼び分けていますが、上塗り1回目、上塗り2回目とも呼びます。
また、塗装工事ではどんな塗料を塗るにしても単純に最初に塗装することを下塗りと呼ぶ場合もあってまぎらわしいと感じるかもしれません。
ですが、一般的にはシーラーなどの下塗り剤を塗る工程を下塗り、上塗り剤を塗る工程を中塗り・上塗りと呼んでいます。
鉄部を塗装するタイミングと塗料選びについて

上塗り塗料はウレタンやシリコン、フッ素など種類があります。
各塗料で耐久性、価格、機能性などが変わり、グレードが高くなるほど価格も高くなる傾向です。
一般的に鉄部は錆びないように10年前後を目安に塗装をご計画していただいておりますが、それだと塗装する頻度が多すぎると感じる方は、耐久性の高い塗料をおすすめします。
塗料の耐久性が高ければ塗装サイクルが延びますので、メンテナンスにかかる負担を減らせます。

まとめ|鉄部は錆びる前に塗装を行いください!

ここまで鉄部の塗装の流れと塗装のポイントをお伝えしました。
鉄は経年劣化で錆びてくるため、なるべく錆びる前に塗装を行うことが大事です。
汚れの目立ち、色褪せ、チョーキングは鉄部にかぎらず塗装を考えていただく大事なサインです。
一度錆びてしまうと元に戻せませんので、定期的に状態を確認し、適切なタイミングで塗装をご計画ください!
さいたま塗装本舗は建物診断や見積もりを無料で実施しております。
しばらくメンテナンスをされていない方は建物を診断いたしますのでお気軽にご相談ください!
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