屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料をおすすめする理由

屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料をおすすめする理由

「そろそろ外壁塗装が必要になってきたから、ついでに屋根も塗装しよう!」

そう考えている方はいらっしゃいますか?

外壁や屋根の塗装は、どちらも高所作業になりますので、安全に、丁寧に工事するために必ず足場を設置します。

屋根と外壁を一緒に塗装すれば、足場を何回も設置する必要がなくなり、コストを節約できます。

塗装の耐久性を左右するのが、どの塗料を選ぶかです。

この時に深く考えず屋根と外壁の塗料を同じグレードのものにしてしまうと、思わぬ失敗につながる可能性があります。

屋根塗料を選ぶポイントは「外壁よりも耐久性の高いものを選ぶ」ことです。

どうしてか気になりますよね?

そこで本日は、どうして屋根塗料は外壁よりも耐久性の高いものを選んだほうがいいのかなどを解説していきます!

目次

【屋根塗装の目的】

屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料をおすすめする理由

まず確認ですが、屋根塗装をする目的とはなんでしょうか?

屋根塗装をする目的は「屋根の美観」と「保護」があり、スレートやセメント瓦、金属屋根など塗装で防水されている屋根材は長く保たせるために、定期的に塗装が必要です。

屋根に色褪せや汚れの目立ち、屋根材の破損などの劣化症状が見られる場合は、塗替えのサインとなりますので見逃さないようにしましょう。

当社は無料で建物診断を行なっております。

屋根は下からだと状態がどうなっているかよくわかりませんから、定期的に屋根を点検することをおすすめします。

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

【塗膜が劣化する三大要因は「熱」「紫外線」「水」】

屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料をおすすめする理由

塗装は単に建物に色を付けるものと思われるかもしれませんが、風雨などから建物を守るという大事な役割もあります。

劣化から建物を保護しているのは塗装で作った塗膜です。

塗料は水分が蒸発すると硬化して塗膜を作ります。

その塗膜が劣化から建物を守っているのですが、いつまでも性能を維持しているわけではありません。

塗膜を劣化させる三大要因が「熱」「紫外線」「水」です。

塗装が必要な理由についてはこちらの「外壁塗装はした方がいい?塗装を古いままにしておくリスク」をご覧ください。

当然のことながら建物は、劣化三大要因の「熱」「紫外線」「水」に常にさらされていますから、年数が経過するにつれて次第に摩耗してきます。

さらに建物の中でも屋根は「熱」「紫外線」「水」の影響を受けやすい場所です。

屋根は雨や風、太陽光による紫外線や熱の影響を受けやすい過酷な環境にさらされています。

劣化が進めば屋根材が割れてしまったり、棟板金が歪んでしまったりしますし、最悪は雨漏りを起こしてしまいます。

雨漏りは建物の寿命を縮めてしまう大変に恐ろしいものです。

そのため大切なお住まいを長く維持していくためには、屋根が傷んでしまわないように定期的なメンテナンスが欠かせません。

屋根の劣化症状と修理方法についてはこちらの「屋根の劣化症状と状態に応じた修理方法」をご覧ください。

【屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料が求められる理由】

屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料をおすすめする理由

屋根塗装は「屋根材の保護」と「屋根の美観性向上」を目的としています。

足場を組む工事ですので、よく外壁と一緒に行われることが多くて足場代の節約にもなります。

足場代の節約についてはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。

このときに屋根と外壁の塗料を同じグレードにしてしまうと、思わぬ失敗につながる可能性がありますのでご注意ください。

前述したように、屋根は塗膜を劣化させる三大要因「熱」「紫外線」「水」の影響を受けやすい場所です。

屋根は外壁よりも早くに傷みがでる可能性がありますので、塗料を同等のグレードに揃えてしまうと屋根の方が先に劣化する恐れがあります。

せっかく屋根と外壁を一緒に塗装しても先に屋根が傷んでしまったら、すぐに再塗装が必要なのか判断が難しいですよね。

屋根が傷んでいるから先に塗装するとしても、数年後は外壁塗装が必要になり、屋根と外壁の塗装サイクルがずれてしまいます。

これでは屋根と外壁を一緒に塗装した意味がなくなってしまいますし、塗装回数が増えてトータルコストが高くなってしまいます。

なるべくなら再塗装も同じタイミングで行えるのが理想です。

屋根に外壁よりも耐久性の高い塗料をおすすめする理由

そこで重要となってくるのが塗料のグレードです。

屋根の場合は、他のところよりも傷みやすい傾向にあります。

ですから、外壁よりも先に劣化してしまわないように耐久性の高い塗料を選ぶのがポイントです。

塗料のグレードを上げてしまうと価格も高くなってしまうと思われるかもしれませんが、足場代のことを考えますと、何回も足場を設置するよりも塗料のグレードを上げた方がコストを安く抑えられます。

長期的に考えますと、同じタイミングで塗装できるように屋根塗料のグレードを上げた方が効率的でコストも抑えられますので、これから屋根と外壁の塗装工事をお考えの方は、ぜひ塗料選びにご注意ください。

屋根と外壁の塗料はたくさん種類があります。

屋根塗料は遮熱性能を備えた塗料もあり、専門的なこともありますので、塗料のことで気になることやわからないこと、ご要望などがありましたら遠慮なくご相談ください!

塗料についてはこちらから

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