外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?外壁塗装を行う際のクラックの処置について

外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?外壁塗装を行う際のクラックの処置について

建物も年数が経てば様々な劣化症状が発生してきます。

劣化症状の中で気をつけていただきたいのがクラックです。

クラックとはひび割れのことを意味します。

外壁がひび割れていると強度上、問題ないのか不安ですよね?

それに外壁塗装をするときは、ひび割れをどうしたらいいか気になるかと思います。

本日はクラックを起こす原因は塗装の際のクラック処置などについて解説いたします。

*本記事ではひび割れのことを「クラック」で統一いたします。

目次

【クラックの原因と「構造クラック」「ヘアークラック」について】

外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?外壁塗装を行う際のクラックの処置について

塗膜の劣化過程は「褪色→チョーキング→クラック→塗膜剥離」で進みます。

クラックはチョーキングからさらに劣化が進んだ状態。

ここまで劣化が進むと塗膜の機能が果たされなくなり、外壁下地そのものにダメージを与えてしまいます。

クラックを起こす原因は主に以下の2つ。

  • 経年劣化
  • 施工不良

外壁は膨張・収縮を繰り返し、経年劣化でクラックを起こします。

また、建物は常に揺れや衝撃を受けているため、それもクラックを起こす原因です。

もう一つクラックを起こす原因に施工不良があります。

これは塗装の乾燥時間の誤りや材料の調合ミスなど適切でない方法で施工した場合に発生します。

施工不良が原因するクラックは、経年劣化とは違い、工事を終えてから短い期間(数日、数ヶ月、2〜3年ほど)で現れるのが特徴です。

塗装は通常だと10年程度は保ちますから、2〜3年程度でクラックが起きる場合は施工不良を疑いましょう。

【構造クラックは緊急性が高い損傷】

クラックは損傷の程度で分類されています。

「構造クラック」はクラック幅が0.3mm以上、深さ4mm以上とされています。

外壁内部に被害を受けている状態なため、耐震性が低下している懸念があり、緊急性の高い状態です。

【ヘアークラックは軽微だが、放置するのは禁物】

もう一つ「ヘアークラック」があります。

「ヘアークラック」はクラック幅0.3mm未満、深さ4mm未満とされています。

被害は塗膜内にとどまっており、比較的に軽微で緊急性はありません。

しかし、劣化が進んでいることには変わりなく、内部に水が染み込みやすくなっている状態です。

さらに劣化が進めば塗膜剥離が起き、いずれ構造クラックにまで被害を大きくさせてしまいます。

軽微とはいえ、そのまま放置せずに外壁塗装が必要か専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。

劣化症状や外壁塗装のタイミングについてはこちらの「塗膜が劣化する過程について。外壁塗装のベストタイミングはこんな症状!」をご覧ください。

【クラックが発生していれば外壁塗装する前に補修が必須!】

外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?外壁塗装を行う際のクラックの処置について

もし、クラックが発生している場合は、塗装する前にクラックを補修する必要があります。

補修が必要なのは「構造クラック」と「ヘアークラック」ともに行わなければなりません。

それぞれ補修方法が異なりますので、以下に各クラックごとの処置をお伝えします。

【構造クラックの補修方法】

構造クラックは外壁内部までクラックが生じているため、表面だけ直しても意味がありません。

補修方法は、ディスクサンダーでクラック部をカットします(カット方法をVカットもしくはUカットと呼んでいます)

外壁をカットしたらチリなどを払い、プライマーで下塗り→シーリング充填→モルタル塗り(モルタル外壁の場合)という流れで補修します。

モルタル外壁の場合は模様が壊れてしまっているため、塗装する時は元々の模様に合わせて新しくパターン付け(模様を付けること)する必要があります。

適切な方法で仕上げないと補修跡が目立ってしまうので、工事を行う際は業者から施工方法や仕上げ方について具体的に聞いておきましょう。

【ヘアークラックの補修方法】

ヘアークラックは塗膜内でとどまっているため、補修も比較的に塗装工程内で納めることができます。

補修方法はプライマーやフィラーなどを塗布し、塗膜補強で補修できます。

また、下塗り剤以外にシーリングを充填してクラック補修することもできます。

「構造クラック」「ヘアークラック」ともにクラックを起こしたところは、塗膜がひび割れやすいため、追従性の高い微弾性塗料などでクラック対策することが大事です。

【不具合が起きている場合は、外壁塗装前に必ず補修しましょう!】

外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?外壁塗装を行う際のクラックの処置について

冒頭でもお伝えしたように、年数が経っていればその分だけ建物も劣化が進んでいます。

クラックにかぎらず何らかの不具合を起こしている可能性もあります。

もし、不具合を起こしている場合は、必ず塗装前に補修を行いください。

工事範囲が広くなるため、それだけ費用は掛かってしまうかもしれませんが、補修せずに塗装してしまうと後々そこが原因して施工不良や大きな破損につながる恐れがあります。

外壁塗装での補修の大切さについては「外壁塗装をするときは補修も一緒にしましょう!不具合を放置するリスク」で解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。

【外壁塗装ならさいたま塗装本舗にお任せください!】

外壁のひび割れ(クラック)は大丈夫?外壁塗装を行う際のクラックの処置について

クラックは軽微なヘアークラックと緊急性の高い構造クラックがあります。

どちらも外壁に発生している場合は、耐久性を落とさないために塗装前にしっかり補修しておくことが大切です。

不具合を残さずに工事を行うには、事前に建物の状態を細かく診断しておく必要があります。

これから外壁塗装をお考えの方は、不具合を残さず建物全体をメンテナンスできるように必ず建物診断を実施ください。

さいたま塗装本舗は無料で建物診断を行っております。

診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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