どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

雨樋はどんなイメージがありますか?と聞かれてもどう答えたらいいか分かりませんよね。

おそらくですが、そこまで雨樋を気にして見ている方はそう多くはないと思います。

しかし、みなさんが思っているよりも雨樋は不具合が起きやすいところなんです。

「なんだか外から水がポタポタと落ちる音がする」

そこで外を見ると雨樋から水が漏れていた……なんてことが、実はけっこうあります。

雨樋は建物にとって欠かせない設備です。

印象は薄いかもしれませんが、重要な設備ですので、ぜひ雨樋の役割や機能など基本的なことを知っておいてほしいです。

そこで本記事では、雨樋の役割や機能など基本的なポイントを解説いたします!

目次

雨樋は屋根などからの雨水をスムーズに排水するための設備

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

当たり前のようにある雨樋ですが、もし建物に雨樋がなかったらどうでしょうか?

きっとこのようなことが起きてしまうでしょう。

  • 屋根から滝のように雨水が落ちてくる
  • 打ちつける雨水の衝撃で地面が抉れる
  • 外壁や基礎が汚れる

当然こんなことが起きれば建物の劣化が早まり、最悪は雨漏りまで発展する危険性があります。

また、雨水の打ちつける音はかなり大きく、騒音で近隣トラブルに発展してしまうでしょう。

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

雨樋はこのような問題を起こさないためにある大切な設備です。

屋根やベランダ、屋上などで流れてくる雨水を雨樋で受け、地面や雨水管に滞りなく排水すること、これが雨樋が担う大事な役割です。

雨樋の機能は各部材が分担して担っている

雨樋は軒樋や縦樋、集水器など複数の部材を接続して構成されています。

つまり雨樋というのは、構成する部材の総称です。

各部材が分担して雨樋を機能させています。

それでは主要な雨樋部材と機能をお伝えします。

軒樋は屋根から流れる雨水を受け、集水器へと流す

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

軒樋は軒先にある横に延びて取り付けてある雨樋部材。

屋根から流れてくる雨水を受けて集水器へと流す役割があります。

集水器は軒樋と縦樋を繋ぐ中継地点

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

集水器は軒樋と縦樋を繋ぐ中継地点。

軒樋から流れてきた雨水を縦樋へと流す役割があります。

上合(じょうご)とも呼ばれ、箱状の形をしており、集水器の中には意匠性の高い装飾を施したものもあります。

縦樋は地面や雨水管に流すのためのもの

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

外壁に沿って取り付けてあるのが縦樋です。

これは軒樋や集水器から流れてきた雨水を地面や雨水管に流す役割があります。

今後のメンテナンスのために覚えておきたい部材は3つ!

雨樋も経年劣化でいずれメンテナンスが必要になります。

そんな今後のメンテナンスのために、ぜひ覚えておいていただきたいのが「軒樋」「集水器」「縦樋」の3つの部材名です。

雨樋の部材は他にも飾りマスや寄せマス、エルボ、曲がりなどいろいろありますが、雨樋を構成する主要な部材はこの「軒樋」「集水器」「縦樋」の3つです。

これらの部材を覚えておくだけでも工事の時に業者に事情を伝えやすくなりますので、ぜひ覚えておくことをおすすめします。

雨樋の部材名についてはこちらの「雨樋工事が大切な理由。部材の名前や修理方法」をご覧ください。

雨樋によく見られる症状

雨樋はこちらの症状がよく見られます。

  • 水漏れ
  • 部材の破損
どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

水漏れは継ぎ目の隙間や集水器の位置がずれる、縦樋が破損してそこから水が漏れるなど考えられる原因がいろいろあります。

目視では確認できないほど小さな隙間でも水は漏れてきます。

水漏れする前に気づくことが難しい症状の一つです。

雨樋の水漏れについてはこちらの「突然、雨樋から水漏れが!どうすればいい?水漏れする原因と対処方法」をご覧ください。

どうして建物に雨樋が必要なの?役割と機能など基本的なポイントを解説!

落ち葉や枝などゴミが雨樋の中で溜まってしまうことも水漏れを起こす原因の一つです。

建物がある環境に左右されますが、林や公園などが近くにあると落ち葉などが溜まりやすいです。

雨樋のメンテナンスを考えていただく時期は10年

塩ビ製の雨樋は年数が経過すると柔軟性を失って割れやすくなります。

雨樋の破損は強風など天候が原因することが多くあり、台風の時期は雨樋が壊れてしまう被害が発生しています。

雪が降った日は、屋根に積もった雪が滑り落ちて軒樋を落としてしまうこともあります。

天候が荒れた日は雨樋の被害にご注意ください。

雨樋の詰まりについてはこちらの「雨樋詰まりを防ぐ!定期的に雨樋を清掃しましょう!」をご覧ください。

雨樋のメンテナンスを考えていただく時期は10年

このように雨樋も定期的にメンテナンスをしないといろいろと不具合を起こしてしまいます。

できることなら被害が出る前に対処できるのが理想です。

わずかな隙間でも水漏れするように、症状が出る前に気づくことが難しい症状もあります。

そのため当社では問題を早期発見できるように10年ほど経過した時期を目安に専門業者に雨樋を点検してもらうことをおすすめします。

事前に点検しておくことで被害が出る前に対処できます。

現在普及する塩ビの雨樋は耐用年数が20年ほどなので、この年数を超える場合は、雨樋の交換をご検討ください。

当社では建物診断や見積もりを無料で実施しております。

これから雨樋のメンテナンスや点検をお考えの方は、ぜひ無料診断をご利用ください!

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