塗料の違いはなんですか?
2021.7.6
塗装工事に用いる塗料はメーカーからたくさん販売されていますが、その違いは耐用年数や遮熱性、断熱性などの機能性、など性能の違いになります。塗装する場所や素材によって求められる性能が異なりますので、塗料の性能を活かすことができ、より長持ちする塗料を塗装箇所ごとに合わせて選んでいくことが大切です。
外壁塗装や屋根塗装に使用する塗料は顔料と樹脂、溶剤、添加剤が配合されたものです。塗料のグレードは主に配合される樹脂の違いで、塗装工事について調べるとよく見かけるかと思いますが、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などがあります。この配合される樹脂により耐用年数や価格が変わってきます。
以下に各樹脂の耐用年数を記載します。
アクリル樹脂:5〜7年
ウレタン樹脂:7〜10年
シリコン樹脂:10〜15年
フッ素樹脂:15年〜
塗料は他にもありますので、もっと知りたいという方は下のページをご覧ください。
また、屋根と外壁に使用する塗料は基本的に違いますのでご注意ください。屋根の塗料は風雨にさらされる場所のため、外壁よりも比較的に熱や紫外線の影響を受けやすいことを考慮して耐候性に優れているものとなっています。屋根塗装を行う際は屋根専用の塗料を選びましょう。
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